ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ -- 中公新書 --
山本昭宏 /著   -- 中央公論新社 -- 2015.1 -- 18cm -- 266p

資料詳細

タイトル 核と日本人
副書名 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ
シリーズ名 中公新書
著者名等 山本昭宏 /著  
出版 中央公論新社 2015.1
大きさ等 18cm 266p
分類 319.8
件名 核兵器 , 原子力発電
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1984年奈良県生まれ。京都大学文学部卒。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、神戸市外国語大学専任講師。専攻は日本近現代文化史、歴史社会学。著書「核エネルギー言説の戦後史1945-1960-「被爆の記憶」と「原子力の夢」」。
内容紹介 被爆国の日本だが「平和利用」については広範な支持を得てきた。報道、世論、知識人、そしてマンガ、映画などのポピュラー文化に注目。戦後日本人の核エネルギーへの嫌悪と歓迎に揺れる複雑な意識とその軌跡を追う。
要旨 唯一の戦争被爆国である日本。戦後、米国の「核の傘」の下にありながら、一貫して「軍事利用」には批判的だ。だが原子力発電を始めとする「平和利用」についてはイデオロギーと関わりなく広範な支持を得てきた。東日本大震災後もなお支持は強い。それはなぜか―。本書は、報道、世論、知識人、さらにはマンガ、映画などのポピュラー文化に注目、戦後日本人の核エネルギーへの嫌悪と歓迎に揺れる複雑な意識と、その軌跡を追う。
目次 第1章 被爆から「平和利用」へ―占領下~1950年代(原爆投下は「神の摂理」;原子力の夢―湯川秀樹のノーベル物理学賞受賞 ほか);第2章 核の現実とディストピア世界―1960年代(恐怖―核実験から核戦争へ;圧倒的な核戦争のイメージ ほか);第3章 原発の推進・定着と懐疑―1970年代(プロレスマンガとホラーマンガ;核拡散防止条約というジレンマ ほか);第4章 消費される核と反核―1980年代(清水幾太郎の核武装論―被爆国という特権;「持ち込ませず」は守られているか ほか);第5章 安定した対立構造へ―1990年代から3・11後(テレビのなかの核の危機;惨劇の記号化―繰り返されるイメージ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102301-8   4-12-102301-3
書誌番号 1113234993
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113234993

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 319.8 一般書 利用可 - 2054054680 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 319.8 一般書 利用可 - 2053968840 iLisvirtual