言葉が伝える太古の列島食 -- 角川選書 --
木村紀子 /著   -- KADOKAWA -- 2015.1 -- 19cm -- 203p

資料詳細

タイトル 「食いもの」の神語り
副書名 言葉が伝える太古の列島食
シリーズ名 角川選書
著者名等 木村紀子 /著  
出版 KADOKAWA 2015.1
大きさ等 19cm 203p
分類 383.8
件名 食生活‐日本‐歴史‐古代 , 神話‐日本
著者紹介 1943年愛媛県出身。奈良大学名誉教授。専攻は言語文化論・意味論。主著に「古層日本語の融合構造」などがある。
内容紹介 貝・菜・魚・肉・栗・豆・根・米・餅・塩・酢・酒・贄…。記紀・万葉などを手がかりに、食を表すことばを読み解き、日本列島に太古から生きていた人々が何を食べて命をつないできたのかを検証する。
要旨 太古の日本人は何を食べていたのか?たとえば塩。塩は、この列島の海辺に棲む人たちの気長な作業から生まれ、当初から変わらず「シホ」と呼ばれて来た。貝や魚や菜はどうか。肉・栗・豆・米・餅・酢・酒は?日本書紀・古事記・万葉集などの古代文献は、恋愛や世継ぎに関する記述の豊富さに比べ、「食」への言及は希だが、そのわずかな記述を手がかりに、豊かな海山の幸に恵まれた日本の食の遠源に迫る。
目次 1部 「食ひて活くべきもの」の神語り(オホゲツ姫の殺害と穀草の誕生;天照大神による水田稲作の開始;トヨの国名に関わるイモ(芋)と穀物由来の国名群;海サチ・山サチという神語;祝詞のミテグラ(供物) ほか);2部 神ながらの食い物呼称(カヒ―貝・穎 他;ナとウヲ―菜・魚;シシとシギ―獣肉、鳥肉;クダ物とクリ―果、栗;くさぐさの種つ物―栗・黍・稗・麦、小豆・大豆 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703551-5   4-04-703551-3
書誌番号 1113235125

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 Map 383.8 一般書 利用可 - 2055474764 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 383.8 一般書 利用可 - 2053651502 iLisvirtual