制度としての承認と評価のメカニズム -- 現代社会政策のフロンティア --
森川美絵 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2015.1 -- 22cm -- 351p

資料詳細

タイトル 介護はいかにして「労働」となったのか
副書名 制度としての承認と評価のメカニズム
シリーズ名 現代社会政策のフロンティア
著者名等 森川美絵 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2015.1
大きさ等 22cm 351p
分類 369.26
件名 高齢者福祉 , 介護保険
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年生まれ。2000年東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。東京都立大学助手を経て、現在、国立保健医療科学院特命上席主任研究官。専門:福祉社会学・福祉政策・サービス評価。主著「生活保護における社会福祉実践は、如何に可視化・評価されるのか」など。
内容 内容: 「労働としての介護」の課題
内容紹介 介護保険制度は、介護をいかなる労働として可視化し、介護の社会的評価にいかなる貢献と課題をもたらしたのか。訪問介護の領域を検討範囲としつつ、制度創設以前の展開を含めた通史的観点から批判的に検証を行う。
要旨 介護保険制度は、介護をいかなる労働として可視化し、介護の社会的評価にいかなる貢献と課題をもたらしたのか。本書では、訪問介護の領域を検討範囲としつつ、制度創設以前の展開を含めた通史的観点から批判的に検証を行う。「介護の社会化」の功罪を「労働としての介護」という地平から社会学的に相対化することにより、介護労働の新たなパラダイム構築を展望する。
目次 第1部 「介護の労働化」を問う視点と方法論(労働/ワークとしてのケアの分析概念化の展開;日本における「介護の労働化」を問う視点);第2部 介護保険制度以前―1970年代~90年代後半(在宅介護労働の制度化過程における公的言説空間;「参加型」福祉社会における在宅介護労働の認知構造);第3部 介護保険制度の構想・開始段階―1990年代末~2000年代初頭(「介護の社会化」の問題構制;介護報酬を通じた労働評価の枠組み;訪問介護労働の制度規範);第4部 介護保険制度の再編段階―2000年代半ば以降(「再編期」の介護給付パフォーマンス;「公的供給に値するケア」の変容;地位包括ケアに向けた労働実践の可能性と課題;「労働としての介護」の制度化に伴う課題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07151-7   4-623-07151-0
書誌番号 1113235958
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113235958

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