ペッタッツォーニの宗教思想とその歴史的背景 --
江川純一 /著   -- 勁草書房 -- 2015.1 -- 22cm -- 241,70p

資料詳細

タイトル イタリア宗教史学の誕生
副書名 ペッタッツォーニの宗教思想とその歴史的背景
著者名等 江川純一 /著  
出版 勁草書房 2015.1
大きさ等 22cm 241,70p
分類 161.2
件名 宗教学‐歴史 , 宗教‐歴史
個人件名 ペッタッツォーニ,ラッファエーレ
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1974年福井県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。大学院在学中にイタリア政府奨学生として国立パヴィア大学大学院留学。現在、東京大学大学院人文社会系研究科研究員、同宗教学研究室教務補佐員・立教大学兼任講師。共編著に「「呪術」の呪縛」など。
内容 内容: 序論
内容紹介 イタリア宗教史学の創始者、ペッタッツォーニ。その宗教思想の検討を通し、カトリックの総本山ヴァティカンを抱くイタリアで、キリスト教の優位性を前提としない学問が誕生した過程を辿る。
要旨 特定の宗教の立場に立たずに、宗教について語る「宗教史学」。そこではキリスト教も「未開宗教」も同じカテゴリーに入れられる。この近代西欧的な学問が、もっとも明確な形で生まれたのは、カトリックの総本山ヴァティカンを抱くイタリアの地、宗教史学者のR・ペッタッツォーニによってであった。時代はムッソリーニ政権下…。
目次 第1部 宗教史学誕生までの道程(ペッタッツォーニの生涯と著作;モデルニズモ・イタリアーノ―宗教史学とローマ・カトリックの関係;ペッタッツォーニ宗教史学の萌芽―『サルデーニャ原始宗教』読解から);第2部 宗教史学講座の設置とファシズム(宗教史学講座の設置をめぐって;ファシズム期のイタリア宗教史学);第3部 最高存在研究―ペッタッツォーニ宗教史学の基幹(最高存在研究の系譜;最高存在をめぐる事例研究);第4部 宗教史学と宗教運動(「あらゆる現象は生成物である(ogni phain´omenon `e un gen´omenon)」―ペッタッツォーニ宗教史学の基本原理;ペッタッツォーニ宗教史学の継承―デ・マルティーノの宗教論;学問の自由と宗教の自由―宗教史学がもたらしたもの;ペッタッツォーニ宗教史学と宗教運動―結論に代えて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-10241-9   4-326-10241-1
書誌番号 1113235991

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