司法の混乱がもたらした悲劇 --
西野喜一 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2015.1 -- 19cm -- 252,3p

資料詳細

タイトル さらば、裁判員制度
副書名 司法の混乱がもたらした悲劇
著者名等 西野喜一 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2015.1
大きさ等 19cm 252,3p
分類 327.6
件名 裁判員制度
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年福井市生まれ。東京大学法学部卒。75年東京地裁判事補。15年の裁判官経験を経て、90年新潟大学法学部教授。法科大学院制度発足後は新潟大学法科大学院教授。専攻は司法過程論。2014年定年退職、新潟大学名誉教授。主著「裁判の過程」など。
内容紹介 裁判員制度を維持するために国はあらゆる手段を講じ、2011年には最高裁判所大法廷が裁判員制度を合憲と判断してしまった。施行後に噴出してきた様々な問題を踏まえ、平易な文体で裁判員制度の問題を解説する。
要旨 裁判員制度。この制度を維持するために、国はあらゆる手段を講じてきた。そして二〇一一年には、最高裁判所大法廷が裁判員制度を合憲と判断してしまったが、この判断には問題が多いと言わざるを得ない。裁判員制度施行から時間がたち、さまざまな問題が噴出してきた。この状況を見て、何を迷う必要があろうか。『裁判員制度の正体』の著者が、平易な文体で裁判員制度の問題を徹底解説し、制度の廃止を提言する。
目次 裁判員制度の悲劇とは;第1部 裁判員制度の概要―制度の悲劇(裁判員制度はどのようにしてできたのか;裁判員制度とはどのようなものか);第2部 「司法制度改革」の現在の姿―運用の悲劇(裁判員制度の本当の『正体』とは何か;恐怖の裁判員制度;裁判員制度に期待したそれぞれの夢と思惑;痩せる一方の制度の理念);第3部 最高裁判所と裁判員制度―変節の悲劇(最高裁判所の変節;最高裁判所大法廷判決;疑問(そもそも憲法上国民の司法参加は可能なのか;裁判員法は憲法に適合しているのか;国民負担はどうなるのか);制度折衷の悲劇と裁判官全員一致の怪;裁判員制度の未解決の問題を追究する;裁判所侮辱罪との関係);正義のゆくえ
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07182-1   4-623-07182-0
書誌番号 1113237159
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113237159

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