淡交新書 --
依田徹 /著   -- 淡交社 -- 2015.2 -- 18cm -- 215p

資料詳細

タイトル 近代茶人の肖像
シリーズ名 淡交新書
著者名等 依田徹 /著  
出版 淡交社 2015.2
大きさ等 18cm 215p
分類 791.2
件名 茶人
注記 文献あり
著者紹介 1977年山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻、博士後期課程修了。遠山記念館学芸員。専門は日本近代美術史、茶道史。編著書に「近代の「美術」と茶道」「十三松堂茶会記」「盆栽の誕生」がある。
内容紹介 激変する世相の中、日本人は茶の湯に向かった。皇族・華族・実業家・学者・料理人…。近代に茶を楽しんだ20人の茶の湯と人生を豊富な逸話と共に取り上げ、それぞれの茶の湯の楽しみ方を見つめる。
要旨 「近代数寄者」を中心とした近代茶道史から、学者や料理人、軍人、僧侶、皇室にまで視野を広げた新しい近代茶道史へ。20人の茶の湯と人生を豊富な逸話と共に取り上げ、それぞれの茶の湯の楽しみ方を見つめます。近代史上よく知られた人物、市井の知られざる風流人の姿が生き生きと立ち上がる茶人伝。
目次 井上馨(世外)―政界の雷親父は細心なる茶人;有栖川宮熾仁親王(霞堂)―親王の茶の湯に見る宮家と華族の社交界;安田善次郎(松翁)―慎しく陰徳を重ねた財産家の茶の湯;今泉雄作(常真)―茶道具再評価の種を蒔いた江戸っ子;平瀬亀之輔(露香)―大阪の茶の湯を牽引した「粋の神」;住友友純(春翠)―茶の湯に文人趣味を融合させたエリート実業家;益田孝(鈍翁)―近代の茶の湯を双肩に担った巨人;馬越恭平(化生)―数々の逸話を残した「ビール王」数寄者;柏木貨一郎(探古斎)―土蔵に住んだ幻の数寄屋建築家;岡倉覚三(天心)―茶より酒を愛した『茶の本』の執筆者;正木直彦(十三松堂)―美術と茶道に橋を架けた美術学校長;貞明皇后―満州皇帝を茶の湯でもてなした大正天皇妃;三井高棟(宗恭)―財閥の盛衰を見つめた三井家当主の茶の湯;團琢磨(狸山)―鈍翁から経営と茶の湯を受け継いだ男;大谷尊由(心斎)―茶の湯三昧の境地に遊んだ宗教家;前田利為(梅堂)―旧大名家軍人のたしなみとしての茶の湯;式守蝸牛(虎山)―悲運の宰相、戦時下の茶の湯;栗山善四郎(八百善)―江戸懐石を伝え、茶の湯を愛した料亭主人;加藤正治(犀水)―憲法の制定に携わった法学者茶人
ISBN(13)、ISBN 978-4-473-03992-7   4-473-03992-7
書誌番号 1113238513
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113238513

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
戸塚 公開 Map 791 一般書 利用可 - 2054018021 iLisvirtual