壊れゆく社会を生き抜く思考 -- ちくま新書 --
長山靖生 /著   -- 筑摩書房 -- 2015.2 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル 若者はなぜ「決めつける」のか
副書名 壊れゆく社会を生き抜く思考
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 長山靖生 /著  
出版 筑摩書房 2015.2
大きさ等 18cm 238p
分類 367.6
件名 青年
注記 文献あり
著者紹介 1962年生まれ。鶴見大学歯学部卒。歯科医のかたわら、世相や風俗、サブカルチャーから歴史、思想に至るまで、幅広い著述活動を行う。評論家。著書に「若者はなぜ「決められない」か」など。
内容紹介 すぐに決断し、行動することが求められる現在。まともな仕事がなく、「自己責任」と追い詰められ、若者が「決めつけ」に走る理不尽な時代の背景を探る。決めつけず、考えつつ歩んでいくためのガイドブック。
要旨 近年、個人から政府まで、物事をすぐに判断し、とりあえず「決めつけ」て行動することがトレンドになっている。特に若者は、世間から決めつけられ、バッシングされ、「どうせ何も変わらない」と自分でも決めつけてしまう。若者がまともな仕事に就けず、選択肢もないのに、すべてを「自己責任」とされる、この理不尽な時代の背景にあるのはいったい何なのか。そして、生き抜くためには何をするべきなのか。本書は、生きることが困難な現代において、あきらめず、決めつけず、考えつつ歩んでいくためのガイドブックである。
目次 第1章 若者の夢と現実―就活・労働の多様な困難(学生、企業は就活で何を考えているか;「ふつうの就職」も夢の時代);第2章 漂泊する若者たち―九〇年代のフリーター、ゼロ年代のニート(フリーターの登場とハケンの急増;ニートは「甘え」なのか);第3章 若者を追い詰める決断主義と自己責任(グローバリゼーションのなかで;小泉政治と決断主義;ゼロ年代、ネット空間);第4章 断片化するセカイ、多元化する「私」(タテ社会からヨコ社会へ;弱者、ゆとり教育、キャラ);第5章 手に入らなくなった「ふつう」―かぐや姫コンプレックス、草食化、無縁化(就職できない高学歴者;「モノを持たない」から「家族を持たない」へ;若年無業者をどう導くか;脱管理労働、脱管理消費へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06819-4   4-480-06819-8
書誌番号 1113238947
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113238947

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 367.6/494 一般書 利用可 - 2053718011 iLisvirtual