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【図書】 吉田松陰－久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」

朝日新書 --
一坂太郎 ／著   -- 朝日新聞出版 -- ２０１５．２ -- １８ｃｍ -- ２０３ｐ

資料詳細

タイトル 吉田松陰－久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」
シリーズ名 朝日新書
著者名等 一坂太郎 ／著  
出版 朝日新聞出版 ２０１５．２
大きさ等 １８ｃｍ ２０３ｐ
分類 289.1
個人件名 吉田　松陰
著者紹介 １９６６年兵庫県生まれ。大正大学文学部卒。歴史研究家。萩博物館特別学芸員、至誠館大学特任教授、防府天満宮歴史館顧問。著書に「幕末・英傑たちのヒーロー」など。
内容紹介 松陰は、幕末多くの志士を育てた人物として尊敬されている。だがそれは、愛弟子で義弟の久坂玄瑞が、松陰の死後、尊王攘夷の旗印として利用したからだ。山口在住の著者が資料をもとに、祭り上げていく過程を綴る。
要旨 純粋で俗人離れした異端者の松陰。義弟の立場をかさに着て松陰を徹底的に利用した政治家・玄瑞。玄瑞は、松陰のことを「尊敬はしているものの、付き合うには苦手なタイプ」と思っていた節がある。しかし、安政の大獄によって松陰が非業の死を遂げると、その死の利用価値に気づいたのもまた玄瑞だった。やがて玄瑞は、亡き松陰を尊王攘夷のシンボルとして祭り上げていく。
目次 第１章　吉田松陰の実像（俗人離れした異端者；松陰誕生　ほか）；第２章　久坂玄瑞の生い立ちと松陰との出会い（玄瑞の兄の影響；相次ぐ身内の死　ほか）；第３章　松陰の妹・文と玄瑞の結婚（豊かになった杉家；玄瑞、文と結婚　ほか）；第４章　「松陰の死」を利用する玄瑞（松陰の志を継ぐ；早くも伝記編纂始まる　ほか）；第５章　尊王攘夷運動の中で神格化される松陰（松陰改葬；松陰の著作が教科書に　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-273602-4　　 4-02-273602-X
書誌番号 1113240625
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113240625

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