川崎明子 /著   -- 春風社 -- 2015.2 -- 20cm -- 363,6p

資料詳細

タイトル ブロンテ小説における病いと看護
著者名等 川崎明子 /著  
出版 春風社 2015.2
大きさ等 20cm 363,6p
分類 930.28
個人件名 ブロンテ,シャーロット
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 2005年東京大学人文社会系研究科英語英文学博士課程単位取得、University of Hull英文科博士課程修了。駒澤大学文学部英米文学科准教授。共著に「「デイヴィッド・コパフィールド」海の抑圧-ロビンソン・クルーソー挽歌」など。
内容紹介 結核、チフス、痛風などの「病い」は、ブロンテ三姉妹の作品のなかで、どのような役割を果たしているのか。創作行為の源泉としての「病い」と、それが本質的に伴う「語り」に着目し、新たな解釈を提示する。
要旨 『嵐が丘』や『ジェイン・エア』はなぜ病気だらけなのか。結核、チフス、痛風などの「病い」は、ブロンテ三姉妹の作品のなかで、どのような役割を果たしているのか。創作行為の源泉としての「病い」と、それが本質的に伴う「語り」に着目し、新たな解釈を提示する。
目次 祝福としての病い;1 ブロンテ小説における病い(病いの展開と報告―七作品におけるプロットと報告価値;ロマンティックな苦しみから自己パロディへ―シャーロット・ブロンテの語りの変遷;診断と解釈のアポリア―『嵐が丘』のネリー論争);2 ブロンテ小説における看護(一九世紀中期のナース業―看護師、子守、家事使用人、家庭教師、母親;子守ベッシーを超えて―ジェイン・エアが理想のナースになるまで;フロレンス・ナイティンゲールの先駆者たち―『シャーリー』のナースたち;痛みの一事例―『ヴィレット』における「母の喪失」;アン・ブロンテの働く母親たち―『アグネス・グレイ』と『ワイルドフェル・ホールの住人』);三姉妹三様の病いと看護
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-427-5   4-86110-427-0
書誌番号 1113248302
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113248302

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