カネミ油症事件の被害と政策過程 --
宇田和子 /著   -- 東信堂 -- 2015.2 -- 22cm -- 408p

資料詳細

タイトル 食品公害と被害者救済
副書名 カネミ油症事件の被害と政策過程
著者名等 宇田和子 /著  
出版 東信堂 2015.2
大きさ等 22cm 408p
分類 519.79
件名 カネミ油症事件(1968)
注記 並列タイトル:Industrial Food Pollution
注記 文献あり 年表あり 索引あり
要旨 その被害が極めて深刻であるにもかかわらず、納得のいく補償もなされぬまま45年以上が経過し、今なお有効な対処が確立されていない―本書は、現在も多くの被害者が苦しんでいる「カネミ油症問題」の経緯を、改めて詳細に検討し、不条理な結果をもたらした原因を鋭く追及するとともに、法律上は存在しないとされてきた「食品公害」を独自の問題として認識することの必要性を指摘し、被害の救済策を具体的に提言する。
目次 第1部 本研究の視点と事例の基礎的知識(食品公害問題の分析視点―公害・化学物質汚染問題の先行研究より;食品公害という問題認識の必要性;油症をめぐる医学的・化学的知見の整理);第2部 油症問題の歴史(なぜ油症が起きたのか―第1期:事件発生の前提条件(1881‐1968);なぜ被害者は訴訟を取り下げたか―第2期:裁判闘争(1968‐1987);なぜ被害者は沈黙したか―第3期:特例法成立期(1987‐2007));第3部 被害と政策過程に関する考察(救われる被害、救われない被害―森永ヒ素ミルク中毒事件との比較;2007年時点から見た油症の被害;油症「認定制度」の特異性と欠陥;食品公害の被害軽減政策の提言)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1287-5   4-7989-1287-5
書誌番号 1113249155

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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