上野博士とハチ、そして人と犬のつながり --
一ノ瀬正樹 /編, 正木春彦 /編   -- 東京大学出版会 -- 2015.3 -- 19cm -- 230,6p

資料詳細

タイトル 東大ハチ公物語
副書名 上野博士とハチ、そして人と犬のつながり
著者名等 一ノ瀬正樹 /編, 正木春彦 /編  
出版 東京大学出版会 2015.3
大きさ等 19cm 230,6p
分類 645.6
件名 いぬ(犬)
個人件名 上野 英三郎
注記 並列タイトル:Narratives of Hachi,Professor Ueno and the University of Tokyo
注記 文献あり
著者紹介 【一ノ瀬】1957年茨城県生まれ。88年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東洋大学文学部助教授、東京大学大学院人文社会系研究科助教授などを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授および英国オックスフォード大学Honorary Fellow。
内容 内容: 「東大ハチ公物語」のシンボリズム / 一ノ瀬正樹著
内容紹介 忠犬ハチ公の没後80年、渋谷駅で飼い主の上野英三郎博士を待ち続けたハチは、東京大学農学部で、大好きな上野博士と銅像になって再会する。それを記念して、ハチと上野博士をめぐる様々なストーリーを新たに紡ぐ。
要旨 本書は、東京大学農学部弥生キャンパスに、ハチ没後「ハチ十年」を記念して建てられた「ハチ公と上野博士像」(東大ハチ公像)と連携しつつ、東大とハチの関係を論じ、ハチ公物語に象徴される、人と犬のつながりについての、アカデミックな表象の広がりを展開する書物である。哲学、動物学、遺体科学、社会学、農地環境工学など、多様な視点から、新たなハチ公物語が紡ぎ出される。人間にもっとも身近な動物、犬、とのふれあい物語が、学問のなかでどのように昇華され、描出されていくのか。必ずしもたんなる感動物語の再生産ではない、実証と内省と陰影交わる襞のごとき、複層的な色合いが浮かび上がってくるだろう。
目次 プロローグ 「東大ハチ公物語」のシンボリズム(新しい表象空間へ;歴史の物語論;東大とハチ ほか);第1話 「ハチ」そして「犬との暮らし」をめぐる哲学断章(犬の死;ハチがもたらすもの;人間的な問い ほか);第2話 誇り高き秋田犬と飼い主の関係性(秋田県の特徴;秋田県関連団体の活動;秋田犬の性格 ほか);第3話 ハチの死因とイヌの病気の変遷(ハチの死因;イヌの病気の変遷;伝染するがん ほか);第4話 学を喰うイヌ(命の化け物;野生原種に探るイヌの素因;オオカミのコミュニケーション ほか);第5話 上野英三郎博士と愛犬ハチ(上野博士と農業土木ガク;日本の気候と水田;水田の構造と灌漑排水 ほか);エピローグ 人と犬のつながり
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-066162-1   4-13-066162-0
書誌番号 1113249183

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 645.6 一般書 利用可 - 2054104106 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 645 一般書 利用可 - 2054042747 iLisvirtual
金沢 公開 Map 645 一般書 利用可 - 2064600918 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 645.6 一般書 利用可 - 2054042089 iLisvirtual
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