『栄花物語』によむ権力と性 -- 講談社選書メチエ --
木村朗子 /著   -- 講談社 -- 2015.3 -- 19cm -- 277p

資料詳細

タイトル 女たちの平安宮廷
副書名 『栄花物語』によむ権力と性
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 木村朗子 /著  
出版 講談社 2015.3
大きさ等 19cm 277p
分類 913.392
件名 栄華物語 , 女性(文学上)
注記 文献あり
著者紹介 1968年横浜市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。現在、津田塾大学教授。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学。著書に「乳房はだれのものか-日本中世物語にみる性と権力」女性史学賞受賞など。
内容紹介 女であること・生むこと・母となることの連なりに走る亀裂が男たちの世界をつくり、やがて掘り崩す。平安時代の摂関政治がどのように権力を生み出していったかについて、女たちの後宮世界からみていく。
要旨 かつて閨房から権力が生まれる時代があった。摂関政治とは「娘の懐妊」にすべてが賭けられたシステムである。女であること、生むこと、母となること…。その連なりに走る亀裂が男たちの世界をつくり、やがて掘り崩すことを、『栄花物語』の作者は見逃さない。「男もすなる歴史を女もしてみむ」ともいうべき語りの冒険を読み解く。
目次 はじめに なぜ『栄花物語』なのか;第1章 「オモテの権力」と「ウラの権力」;第2章 後宮からの出発;第3章 花山帝という存在;第4章 生む政治;第5章 女房・召人・乳母;第6章 システムの揺らぎを語る;むすびに 院政期のはじまりへ
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258599-6   4-06-258599-5
書誌番号 1113250016

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中央 5階人文科学 913.4 一般書 貸出中 - 2053816412 iLisvirtual
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