“春画を売った国賊”林忠正をめぐって --
木々康子 /著   -- 筑摩書房 -- 2015.3 -- 20cm -- 233p

資料詳細

タイトル 春画と印象派
副書名 “春画を売った国賊”林忠正をめぐって
著者名等 木々康子 /著  
出版 筑摩書房 2015.3
大きさ等 20cm 233p
分類 721.8
件名 春画 , 印象主義(絵画)
個人件名 林 忠正
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1929年生まれ。東京女子大学で歴史・哲学を学ぶ。小説家、美術史研究家。小説「蒼龍の系譜」は第17回田村俊子賞を受賞。その他「曼殊院から」「陽が昇るとき」「林忠正とその時代-世紀末のパリと日本美術」「敗戦まで」「林忠正-浮世絵を越えて日本美術のすべてを」がある。
内容紹介 マネ、クールベ、カミーユ、フロベール…。初めて春画を見たパリの芸術家たちの衝撃はいかばかりか。春画に魅せられた人々に光をあて、日本と西欧の文化の違いを考察し、春画の歴史を探る画期的な1冊。
要旨 絵師は華麗な絵に批判を込めて弾圧に立ち向かった。春画に魅せられた人々に光を当て、日欧の文化を考察する画期的な一冊。
目次 第1章 林忠正について(渡仏まで;万国博覧会;ただ一人の日本美術の説明者 ほか);第2章 浮世絵と春画(庶民の中から生まれた浮世絵;歌舞伎と遊郭;明治期の遊郭―吉原にて ほか);第3章 春画について(春画とは;ルイス・フロイスが見た日本の男女と宗教;西洋人は浮世絵(春画)をどう見たか ほか);第4章 ヨーロッパと日本(洛中洛外図と浮世絵;江戸の女房たち;民法典論争と春画 ほか);第5章 浮世絵とオランダ(鎖国;十七世紀のオランダ;オランダとの貿易 ほか);第6章 ヨーロッパの近代への序曲(日本版画との出会い;新しい芸術を求めて;E・ゴンクール浮世絵 ほか);第7章 浮世絵(春画)の渡仏(開国と江戸の文化;フィリップ・ビュルティと林忠正;ビュルティと春画 ほか);第8章 近代絵画の誕生(一八六三年のサロン;マネの背を押したのは誰か;春画がもたらした新しい動き ほか);第9章 ドビュッシーとカミーユ・クローデル(クロード・ドビュッシー;カミール・クローデル ほか);第10章 春画を売った国賊(一九〇〇年パリ万国博覧会と春画;事務官長の職責が林に与えたもの ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-87380-4   4-480-87380-5
書誌番号 1113250124
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113250124

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