柴田勝二 /著   -- 世界思想社 -- 2015.3 -- 20cm -- 372p

資料詳細

タイトル 夏目漱石「われ」の行方
著者名等 柴田勝二 /著  
出版 世界思想社 2015.3
大きさ等 20cm 372p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
注記 年譜あり 索引あり
著者紹介 1956年兵庫県生まれ。大阪大学大学院博士後期課程単位修得退学。現在東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。明治から現代に至る日本近代文学を幅広く論じている。著書に「三島由紀夫魅せられる精神」など。
内容 内容: 表現者への足取り 不在の〈父〉
内容紹介 青年期に選んだ英文学への疑念を掘り下げ、「東洋」という居場所を見出す漱石。それは「日本」と「西洋」という「非我」を相対化する「われ」の在り処だった。漱石の生涯と思想と文学をダイナミックに一体化する。
要旨 青年期に選び取った英文学への疑念を掘り下げつつ、「東洋」という居場所を見出す漱石。それは緊迫する二十世紀初頭の国際関係のなかで「日本」と「西洋」という「非我」をともども相対化する「われ」の在り処だった。―漱石の生涯と思想と文学をダイナミックに一体化させる。
目次 第1部 表現者への足取り(不在の“父”―自己形成の歩み;見出される「東洋」―ロンドンでの苦闘と『文学論ノート』;「猫」からの脱出―日露戦争と作家としての出発);第2部 せめぎ合う「我」と「非我」(「非人情」という情念―初期作品における俗と脱俗;「われ」の揺らぎのなかで―東京朝日新聞社入社をめぐって;「非我」のなかの「真」―『三四郎』『それから』の「気分」と「空気」);第3部 時代とアジアへの姿勢(露呈される「本性」―日韓関係の表象と大患の前後;「己れ」への欲望―『行人』『こゝろ』と時代の転換;「去私」による表象―『道草』『明暗』における境地)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7907-1654-9   4-7907-1654-6
書誌番号 1113250889
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113250889

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.26/ナ 一般書 利用可 - 2053885945 iLisvirtual