戦後の「家族」と医療・技術 --
由井秀樹 /著   -- 青弓社 -- 2015.3 -- 19cm -- 304p

資料詳細

タイトル 人工授精の近代
副書名 戦後の「家族」と医療・技術
著者名等 由井秀樹 /著  
出版 青弓社 2015.3
大きさ等 19cm 304p
分類 495.48
件名 人工受精 , 不妊症
注記 索引あり
著者紹介 1987年愛知県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程満期退学。立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。論文に「日本における非配偶者間人工授精導入時の法律問題研究-法的父子関係をめぐる議論を中心に」など。
内容紹介 60年以上も前から実施されている非配偶者間人工授精はどういった経緯で始められ、親子関係をどう変化させただろうか。明治から1960年代までの不妊医療技術史を追いつつ、戦後の「家族」概念の変容を見定める。
要旨 不妊医療技術の発展はめざましいが、60年以上も前から実施されている非配偶者間人工授精=AIDはどういった経緯で始められ、家族像とどう向き合ってきたのだろうか。明治から1960年代までの不妊医療技術史を追いながら、戦後の「家族」という概念の変容を見定める家族研究・不妊医療史研究の成果。
目次 序章 非配偶者間人工授精と「家族」への問い;第1章 不妊医療研究と人工妊娠(人工受胎)(産婦人科医の学会組織の変遷;人口妊娠の導入 ほか);第2章 戦時人口政策と不妊医療(篠田糺の宿題報告;日本婦人科学界地方部会調査 ほか);第3章 非配偶者間人工授精の導入(学会・産婦人科医向けの雑誌の動向と安藤画一;避妊研究と不妊医療研究 ほか);第4章 「人工授精」の法律問題(AID導入時の法律問題をめぐる議論に関する現在の認識;民法研究会の中間報告 ほか);第5章 家族計画運動と非配偶者間人工授精(家族計画の国策化;家族計画と不妊への医療的介入 ほか);第6章 非配偶者間人工授精と不妊医療研究の展開(AID施術までの経路の変容;産婦人科学での不妊医療研究の動向 ほか);終章 医療技術と「家族」
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-3385-1   4-7872-3385-8
書誌番号 1113255164
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113255164

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金沢 公開 Map 495 一般書 利用可 - 2054992419 iLisvirtual