日本写真史におけるピクトリアリズムの成立 --
打林俊 /著   -- 森話社 -- 2015.3 -- 22cm -- 366p

資料詳細

タイトル 絵画に焦がれた写真
副書名 日本写真史におけるピクトリアリズムの成立
著者名等 打林俊 /著  
出版 森話社 2015.3
大きさ等 22cm 366p
分類 740.21
件名 写真‐日本‐歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1984年東京生まれ。2007年日本大学芸術学部卒。09年日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程映像芸術専攻修了、国立芸術研究所招待研究生等を経て、13年日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻修了。現在、日本大学芸術学部非常勤講師。日本写真芸術学会奨励賞等受賞。
内容紹介 絵画的な画面構成によって、美術としての写真表現に挑んだピクトリアリズムの動向を、近代日本美術や展覧会制度との関係から読み解く。〈受賞情報〉花王芸術・科学財団美術に関する研究奨励賞(第9回)
要旨 幕末に新たな「技術」として渡来した写真は、明治・大正期を通じ欧米での展開に共鳴しながら「芸術」としてのありようを模索する。絵画的な画面構成によって、美術としての写真表現に挑んだピクトリアリズムの動向を、近代日本美術や展覧会制度との関係から読み解き、モダニズム写真へと至る「写真芸術」の誕生を描きだす。花王芸術・科学財団「第9回美術に関する研究奨励賞」受賞研究。
目次 1 言説から見る日本のピクトリアリズム(欧米におけるピクトリアル写真の呼称―“Photographie artistique”をめぐって;写真史編纂上のピクトリアリズムの成立―ニューホールの『写真の歴史』を中心に ほか);2 ピクトリアリズムの受容―“外国写真展覧会”の開催とその影響(開催時の時代背景;“外国写真展覧会”開催までの経緯 ほか);3 日本におけるピクトリアリズムの成立へ(日本写真史における小川一真の位置をめぐって;小川一真の帝室技芸員任命と「東京美術学校写真科設置上申書」 ほか);4 ピクトリアリズムにおける「アカデミズム」(欧米における官・公設美術展、博覧会での写真の扱い―フランス第二帝政期におけるサロンと写真を中心に;日本写壇とアカデミズム―文部省美術展覧会写真部門設置をめぐって ほか);結論 「芸術写真」―ピクトリアリズムとモダニズムの間で…
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-076-0   4-86405-076-7
書誌番号 1113258950
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113258950

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