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【図書】 保存修復の技法と思想

古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで --
田口かおり ／著   -- 平凡社 -- ２０１５．３ -- ２２ｃｍ -- ３３３ｐ

資料詳細

タイトル 保存修復の技法と思想
副書名 古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで
著者名等 田口かおり ／著  
出版 平凡社 ２０１５．３
大きさ等 ２２ｃｍ ３３３ｐ
分類 709
件名 美術品‐保存・修復
注記 並列タイトル：Ｔｅｏｒｉａ　ｅ　ｔｅｃｎｉｃａ　ｄｅｌ　ｒｅｓｔａｕｒｏ　ｅ　ｄｅｌｌａ　ｃｏｎｓｅｒｖａｚｉｏｎｅ
注記 文献あり　索引あり
著者紹介 １９８１年生まれ。国際基督教大学教養学部卒。フィレンツェ国際芸術大学絵画修復科修了。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。専門は保存修復史、修復理論。現在、日本学術振興会特別研究員。東京都市大学、甲南大学非常勤講師。
内容紹介 近代保存修復学のパイオニア、チェーザレ・ブランディの理論を軸に技法と思想をつなぎ直す。現代美術にまで対象を広げ、芸術を語る新たな批評言語の創造へ向けた、気鋭の若手研究者／修復士による意欲作。
要旨 近代保存修復学のパイオニア、チェーザレ・ブランデイの理論を軸に技法と思想をつなぎ直す。作品の価値とは何か、オリジナルとはいかなることか。現代美術にまで対象を広げ、芸術を語る新たな批評言語の創造へ向けた、気鋭の若手研究者／修復士による意欲作。
目次 序章　「診断」；第１章　洗浄の哲学―可逆性（「ここに、特定の「病気」は存在しない」；古色再考　ほか）；第２章　補彩の技法―判別可能性（「再び花開く」こと；作者を騙る―贋作、複製、偽造　ほか）；第３章　甦る芸術の生を求めて―適合性（素材のに調和へのまなざし；副次的なものと保存修復　ほか）；第４章　修復という「嘘／ファンタジー」―最小限の介入（介入倫理；「不変」の創造は可能か　ほか）；第５章　欠落と証言のアーカイヴ―保存修復としてのドキュメンテーション（記憶し、救い出すこと；ドキュメンテーション制度の起源　ほか）；第６章　保存修復学再考―「修復は、一瞬の閃光ではない」（ブランディ『修復の理論』のアクチュアリティと応用可能性；日本とイタリア修復額学の交差　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-20643-2　　 4-582-20643-3
書誌番号 1113260083

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