生まれてきた不思議、死んでゆく不思議、生まれてこなかった不思議 --
西平直 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2015.4 -- 20cm -- 264p

資料詳細

タイトル 誕生のインファンティア
副書名 生まれてきた不思議、死んでゆく不思議、生まれてこなかった不思議
著者名等 西平直 /〔著〕  
出版 みすず書房 2015.4
大きさ等 20cm 264p
分類 114.2
件名 生と死
著者紹介 1957年生まれ。信州大学、東京都立大学、東京大学で学び、立教大学助教授、東京大学准教授を経て、2007年より京都大学大学院教育学研究科教授、教育人間学、死生学、哲学。主な著書に「エリクソンの人間学」など。
内容紹介 死をはじめて意識した瞬間。赤ちゃんはどこから来ると思っていたか。学生たちにその記憶を書いてもらうことを続けてきた著者。様々な出生と死の位相をわたり歩き、死生学を「子どもの頃」の視点から考え直す。
要旨 言葉によって写し取ることのできない「在ること」の不思議が子どもの内に現れてくる瞬間。子どもの頃の記憶を蘇らせ、存在と非在、不生の神秘にやわらかに近づく。
目次 プロローグ 誕生の不思議;1 死の不思議から誕生の不思議へ(子どもの頃、死をどう感じていたか―子どもの頃の「死のイメージ」;本当は兄弟がいた―夭折した姉妹・生まれてこなかった兄弟);2 赤ちゃんはどこから来たか―誕生の謎(お母さんのおなかと赤ちゃん―赤ちゃんは出てきたのか、運ばれてきたのか、拾われてきたのか;「僕は卵を産んだことがある」―少年ハンス(フロイト);生まれる前、僕はどこにいたの(M・クライン);精子と卵子の結合という「知識」―知りたいけど知りたくない);3 なぜ私を生んだのか―自分の出生・出生の偶然(出自とアイデンティティ―本当の父親ではなかった;未生怨―なぜ私を生んだのか;被投性と偶然性―気がついた時には、もう、いた;出生性―始まりと感謝);4 生まれてこないということ―不生・未出現・潜勢力(ファラーチ『生まれなかった子への手紙』;「対象a」―『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(1);「未出現」―『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(2);「生まれてこない」という存在の仕方―「不生」(盤珪弾師)と「潜勢力」(アガンベン));エピローグ 自分が生まれてこないこともありえた―「自分がいる」ということ
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07878-4   4-622-07878-3
書誌番号 1113264643

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 114.2 一般書 利用可 - 2054058767 iLisvirtual
港南 公開 Map 114 一般書 利用可 - 2054976634 iLisvirtual