情報社会学からみた「近代」 --
加藤秀俊 /著   -- 中央公論新社 -- 2015.5 -- 20cm -- 613p

資料詳細

タイトル メディアの展開
副書名 情報社会学からみた「近代」
著者名等 加藤秀俊 /著  
出版 中央公論新社 2015.5
大きさ等 20cm 613p
分類 210.5
件名 日本‐歴史‐江戸時代
著者紹介 1930年東京生まれ。東京商科大学卒。京都大学人文科学研究所助手、京都大学教育学部助教授、ハワイ大学東西文化センター研究員、国立放送教育開発センター所長、中部大学教授、中部高等学術研究所所長、国際交流基金日本語国際センター所長、日本育英会会長などを歴任。
内容紹介 「江戸時代=暗黒」史観は正しいか。旅行、博物学、出版、百科事典、図書館、社交など様々なメディアを切り口に、「近代」の出発点を徳川時代にもとめる「加藤メディア論」の集大成。
要旨 江戸時代と言えば、封建的な幕藩体制、内向きな鎖国政策といった負のイメージで語られることが多く、日本は明治維新によって近代国家に転換したとされる。だが、各地の地場産業、衣食住の生活習慣、文化や芸能、老舗の名店、さらには日本語に至るまで、日本の「伝統」の起源は江戸時代に遡る。旅行、博物学、出版、百科事典、図書館、社交などさまざまな「メディア」を切り口に、「近代」の出発点としての徳川時代を考える。
目次 地域文化へのまなざし―『諸国風俗問状答』再読;実証主義の時代―日本科学史序説;探検家の系譜―北方領土をめぐって;知識の整理学―百科事典雑話;叢書と図書館『四庫全書』から『群書類従』まで;メディア・ビジネスのあけぼの―出版業と貸本屋;江戸の「社交力」―自由な「連中」;文化としての公共事業―「旅行の時代」をかんがえる;学問の流行―ひろがる文字社会;隠者の手すさび―「随筆」にあそぶ;タウン・ガイドを読む―都市生態学の系譜;「自由の季節」―「近代」文化史再考
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004703-9   4-12-004703-2
書誌番号 1113268140
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113268140

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.5 一般書 利用可 - 2054190223 iLisvirtual
金沢 公開 Map 210.5 一般書 利用可 - 2054102138 iLisvirtual