女性たちの二十世紀・序説 -- 新装版 --
山家悠平 /著   -- 共和国 -- 2015.5 -- 19cm -- 273p

資料詳細

タイトル 遊廓のストライキ
副書名 女性たちの二十世紀・序説
版情報 新装版
著者名等 山家悠平 /著  
出版 共和国 2015.5
大きさ等 19cm 273p
分類 369.8
件名 廃娼問題 , 娼妓‐日本‐歴史 , 労働争議
注記 文献あり
著者紹介 1976年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。専攻は、日本近代女性史。現在、大手前大学学習支援センター勤務。共著書に『労働のジェンダー化』、翻訳に、レベッカ・ジェニソン「呉夏枝と琴仙姫の作品における『ポストメモリー』」がある。
内容紹介 関東大震災後のモダニズム全盛時代に「籠の鳥」と呼ばれた娼妓たちが、自らの生と性を奪還するべく立ち上がった。弘前、大阪、広島、福岡、佐賀など各地の史料を丹念に読み、無名の女性たちの実像に肉薄する。
要旨 逃げる!戻らない!それが「活用」されることを拒んだ彼女たちの選択だった。関東大震災のモダニズム全盛時代に「籠の鳥」と呼ばれた娼妓たちが、自らの生と性を奪還するべく立ち上がった―弘前、大阪、広島、福岡、佐賀など各地の史料を丹念に読み、無名の女性たちの実像に肉薄する。女性史の空白を埋める貴重な成果。図版多数収録。
目次 第1章 芸妓・娼妓を取り巻く環境(遊廓の「近代」の始まり;廃娼運動の誕生;廃娼運動への批判的視座);第2章 遊廓のなかの女性たち(閉ざされた門のなかで;識字率の上昇と情報の流入;遊廓を離れてから);第3章 一九二六年の大転換(遊廓の改善という世論の高揚;新聞にあらわれる「娼妓」たち);第4章 実力行使としての逃走(逃走の時代の幕開け;広島、弘前、ふたつの直接行動;逃走の時代のあとに);第5章 逃走からストライキへ(凋落する遊廓;大阪、松島遊廓金宝来のストライキ;佐賀、武雄遊廓改盛楼のストライキ;遊廓のなかの女性たちが「求めたこと」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-907986-16-2   4-907986-16-5
書誌番号 1113269729
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113269729

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