アジア女性基金の経験から -- 平凡社新書 --
和田春樹 /著   -- 平凡社 -- 2015.5 -- 18cm -- 223p

資料詳細

タイトル 慰安婦問題の解決のために
副書名 アジア女性基金の経験から
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 和田春樹 /著  
出版 平凡社 2015.5
大きさ等 18cm 223p
分類 210.7
件名 慰安婦 , 女性のためのアジア平和国民基金
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1938年生まれ。95~2007年「アジア女性基金」の呼びかけ人、運営審議会委員、理事、専務理事・事務局長を務めた。歴史学。現在、日朝国交促進国民協会理事・事務局長。東京大学名誉教授、東北大学東北アジア研究センター・フェロー。主な著書に「朝鮮戦争全史」などがある。
内容紹介 この問題を解決しなければ、日韓関係の危機は打開できない。アジア女性基金の主要メンバーであった著者が、その活動を振り返り、その成否を問い、慰安婦問題の解決への道筋を示す。
要旨 一九九〇年代に大きく浮上した慰安婦問題は、二五年たった今日も未解決のまま、日韓関係を危機に陥れている。なぜ、慰安婦問題は解決へ向かうことができなかったのか。日本政府がつくったアジア女性基金の中心メンバーとして活動した著者が、アジア女性基金の創設から解散までの経緯と結果をふり返り、その経験から、慰安婦問題の解決のために新たな提言を行う。
目次 第1章 日韓関係の危機と慰安婦問題(慰安婦問題の第一ラウンド;慰安婦問題の第二ラウンド ほか);第2章 慰安婦問題とはいかなる問題か(慰安婦とは誰なのか;日本の政府とアジア女性基金の定義 ほか);第3章 河野談話はどうしてできたか(河野談話と日韓条約体制;慰安婦問題の提議と宮沢内閣 ほか);第4章 アジア女性基金はどうして生まれたか(取られるべき措置の検討;村山内閣の成立以後 ほか);第5章 アジア女性基金の「償い」事業(フィリピンのでの事業;韓国での事業実施の準備 ほか);第6章 基金解散以後の新展開(アジア女性基金の解散;立法的解決案の顛末 ほか);第7章 慰安婦問題の解決へ(運動団体の新提案;慰安婦問題の究明 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85776-4   4-582-85776-0
書誌番号 1113270818

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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