シリーズ〈本の文化史〉 --
横田冬彦 /編   -- 平凡社 -- 2015.5 -- 20cm -- 332p

資料詳細

タイトル 読書と読者
シリーズ名 シリーズ〈本の文化史〉
著者名等 横田冬彦 /編  
出版 平凡社 2015.5
大きさ等 20cm 332p
分類 019.021
件名 読書‐歴史
注記 平凡社創業100周年記念出版
著者紹介 1953年京都府生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院教授。専攻:日本近世史。主な著作に「日本の歴史16天下泰平」「シリーズ近世の身分的周縁2芸能・文化の世界」「身分的周縁と近世社会5知識と学問をになう人びと」「異文化交流史の再検討」などがある。
内容 内容: 総論 読書と読者 / 横田冬彦著
内容紹介 出版業が始まった近世を中心に、書籍を読む歴史の意味を多角的に明らかにする論集の第1弾。日本で、生きるために本を読む多様なあり方が登場した時代、様々な読み手と読み方を描く。
要旨 本を読む歴史を探るシリーズ第1弾。より多くの実りを求め、信心のよすがに、新しい交流のため、また家の維持や地域の安寧のため、命を救うため、暮らしを支える知や経験のために、この国で、男や女やさまざまな業を営む人々が書籍に向かい読者となった時代、そのありようを多角的に描く。
目次 総論 読書と読者(読者研究における三つの転機;読者研究の自立と展開 ほか);1 江戸時代の公家と蔵書(摂家と蔵書;野宮家と蔵書 ほか);2 武家役人と狂歌サークル(「天領」と狂歌;「移封」と狂歌サークル ほか);3 村役人と編纂物―『河嶋堤桜記』編纂と郡中一和(『河嶋堤桜記』の構造と特質;川島領治水史の再確認 ほか);4 在村医の形成と蔵書(在村医と蔵書;在村医の処方書―『弥生園方函』と蔵書の関係 ほか);5 農書と農民(宮崎安貞の世界;『農業全書』の出版 ほか);6 仏書と僧侶・信徒(書籍目録のなかの仏書;檀林・学林の創設と仏書出版 ほか);7 近世後期女性の読書と蔵書について(女性らが楽しむ戯作本;なぜ人情本は女性に読まれたのか ほか);8 地域イメージの定着と日用教養書(手習教育と地域イメージの醸成;地域イメージの書物メディアにおける展開―近江百景を事例に ほか);9 明治期家相見の活動と家相書―松浦琴生を事例にして(松浦琴生の生涯;琴生の家相図 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-40291-9   4-582-40291-7
書誌番号 1113273459

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 019.0 一般書 利用可 - 2054207134 iLisvirtual