ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観 -- 幻冬舎新書 --
ネルケ無方 /著   -- 幻冬舎 -- 2015.5 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル なぜ日本人はご先祖様に祈るのか
副書名 ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 ネルケ無方 /著  
出版 幻冬舎 2015.5
大きさ等 18cm 253p
分類 162.1
件名 宗教‐日本 , 生と死
注記 文献あり
著者紹介 1968年ドイツ・ベルリン生まれ。ベルリン自由大学日本学科・哲学科修士課程修了。90年京都大学への留学生として来日。93年出家得度。2002年より禅僧。曹洞宗・安泰寺堂頭。国内外からの参禅者の指導にあたっている。
内容紹介 日本人の死に対する考えは、生と死を厳密に分けず、死者への親近感や依存度が高い。元キリスト教徒のドイツ人禅僧が、日本と欧米社会を中心に比較しながら、曖昧な日本人の死生観と理想の死について考察する。
要旨 日本人の死に対する考えは不思議だ。生と死を厳密に分けず、つながっている感覚を持ち、死者への親近感や依存度が高い。その一方で「死は穢れ」という概念があり、葬儀後の「清め塩」や数字の「4」を避ける習慣がある。また、戦時中の神風特攻隊は、武士道が謳う死の美学を身をもって貫き敵国を驚かせた。元キリスト教徒のドイツ人禅僧が、日本と欧米社会を中心に比較しながら、曖昧な日本人の死生観と理想の死について考察する。
目次 第1章 複雑な死生観を持つ日本人(「ご先祖様信仰」は日本人特有の死生観;古来日本人の死生観はギリシャ神話と似ている ほか);第2章 世界の国と宗教は死をどう考えてきたか(キリスト教;中国 ほか);第3章 禅から考える、私にとっての死(坐禅から死を考える;坐禅とは、自分を手放すこと ほか);第4章 多様化する日本人の死(いい加減すぎる、日本仏教の死後の世界;失われるのではなく、形を変えるのが命 ほか);第5章 死を受け入れるには(自然なのは「枯れるような」死に方;「元気で長生き」はしなくていい ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98381-6   4-344-98381-5
書誌番号 1113274328
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113274328

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