ツェラーンのアウシュヴィッツ、ベルリン、ウクライナ --
平野嘉彦 /著   -- 法政大学出版局 -- 2015.6 -- 22cm -- 244,20p

資料詳細

タイトル 土地の名前、どこにもない場所としての
副書名 ツェラーンのアウシュヴィッツ、ベルリン、ウクライナ
著者名等 平野嘉彦 /著  
出版 法政大学出版局 2015.6
大きさ等 22cm 244,20p
分類 941
個人件名 ツェラン,パウル
注記 Toponym als U-topie bei Paul Celan.の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 1944年生まれ。東京大学名誉教授。ドイツ文学専攻。著書に『プラハの世紀末-カフカと言葉のアルチザンたち』など。
内容 内容: アウシュヴィッツもしくは差異
内容紹介 パウル・ツェラーンの詩篇を詳細に解釈。言語と現実の収斂点として3つのトポスを、アナグラム的な言葉の断片のなかに浮かびあがらせ、その「土地の名前」が逆説的にも「どこにもない場所」であることを指し示す。
要旨 アドルノの「アウシュヴィッツ以降に詩を書くことは野蛮だ」という言葉の後でもほとんど唯一認められた詩人、パウル・ツェラーン。その詩篇を詳細に解釈し、「言語」と「現実」の収斂点として三つのトポスを、アナグラム的な言葉の断片のなかに浮かびあがらせ、その「土地の名前」が逆説的にも「どこにもない場所」であることを指し示す。ひとは問いかえさないではいられないだろう、これは「詩」なのだろうか、と。
目次 第1章 アウシュヴィッツもしくは差異(「糸の陽」;「勤勉な地下資源」);第2章 ベルリンもしくは布置(「研ギスマサレタ切先ニ」;「一枚の葉」);第3章 ウクライナもしくは喚起(「帰郷」および「チュービンゲン、壱月」;「時の片隅で」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-49510-6   4-588-49510-0
書誌番号 1113280883

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 941 一般書 貸出中 - 2054315697 iLisvirtual