韓国近代文学の祖と「親日」の烙印 -- 中公新書 --
波田野節子 /著   -- 中央公論新社 -- 2015.6 -- 18cm -- 234p

資料詳細

タイトル 李光洙(イ・グァンス)
副書名 韓国近代文学の祖と「親日」の烙印
シリーズ名 中公新書
著者名等 波田野節子 /著  
出版 中央公論新社 2015.6
大きさ等 18cm 234p
分類 929.1
個人件名 李 光洙
注記 タイトル:李光洙
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1950年新潟県生まれ。73年青山学院大学文学部卒。渡仏、県立新潟女子短期大学教授を経て、新潟県立大学国際地域学部教授。現在、新潟県立大学名誉教授。専攻は朝鮮近代文学。著書「李光洙・『無情』の研究-韓国啓蒙文学の光と影」など。
内容紹介 韓国近代文学の祖とされる李光洙。『東亜日報』編集局長などを務めたが、治安維持法で逮捕。以後創氏改名し日本語小説を発表。終戦後は「親日」と糾弾を受け、消息を絶つ。過去の日本を見つめつつ、彼の生涯を辿る。
要旨 李光洙は韓国の夏目漱石である。近代文学の祖とされ、知らぬ者はいない。韓国併合前後に明治学院、早大で学び、文筆活動を始めた李は、3・1独立運動に積極関与するが挫折。『東亜日報』編集局長などを務め、多くの小説を著した。だが日中戦争下、治安維持法で逮捕。以後「香山光郎」と創氏改名し日本語小説を発表。終戦後は、「親日」と糾弾を受け、朝鮮戦争で北に連行され消息を絶つ。本書は、過去の日本を見つめつつ、彼の生涯を辿る。
目次 1 幼年時代―没落、野心の芽生え;2 日本への留学―1905~10年;3 教師挫折から大陸放浪へ―1910~15年;4 『無情』の時代―名声獲得と三・一独立運動;5 修養同友会と二つの新聞社―1920~30年代;6 対日協力の時代―日中・太平洋戦争下;終章 「解放」後―「親日」への非難、北朝鮮軍の連行
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102324-7   4-12-102324-2
書誌番号 1113281758
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113281758

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