エイズ騒動から学ぶ --
郡司篤晃 /著   -- 聖学院大学出版会 -- 2015.7 -- 19cm -- 273p

資料詳細

タイトル 安全という幻想
副書名 エイズ騒動から学ぶ
著者名等 郡司篤晃 /著  
出版 聖学院大学出版会 2015.7
大きさ等 19cm 273p
分類 493.87
件名 エイズ:AIDS , 医療制度‐日本
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1937年茨城県生まれ。65年東京大学医学部卒。東京女子医科大学日本心臓血圧研究所助教授等を経て、85年より東京大学医学部保健学科保健管理学教室教授。98~2014年聖学院大学大学院教授。1987年「医療の質に関する研究会」を立ち上げ、2004~14年理事長を務めた。
内容紹介 なぜ日本の血友病患者にエイズ感染が広がり、誤った責任追及が行われたのか。エイズ政策の意思決定に関わり、日本社会の危うさと病理を実感し続けてきた当事者が30年越しに綴る、悲劇を繰り返さないための政策提言。
要旨 このままでは、「薬害」がまた起こる。エイズ政策の意思決定にかかわった当事者が綴る医療安全のための政策提言。なぜ日本の血友病患者に感染が広がったのか、その真実と全体像を明らかにし、このような悲劇を繰り返さないための提言をする。
目次 第1章 エイズの侵入と初期対応(生物製剤課へ;丸山ワクチン;血液事業 ほか);第2章 研究の進歩と知見の変化(その後の急速な研究の進歩;安部医師の裁判;エイズウイルスの同定 ほか);第3章 エイズ訴訟と和解に向けての動き(急いだ政府の対応;集団訴訟へ;NHKの「埋もれたエイズ報告」 ほか);第4章 国々の対応(アメリカの対応;ドイツ(旧西ドイツ)の対応;フランスの対応 ほか);第5章 より良い社会づくりのために(エイズ騒動の総括はいまだ行われていない;HIV感染症は死の病ではなくなった;医療は「途上技術」である ほか);第6章 思うこと(時間感覚という進化;不安と争い;「憎む」ということ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-907113-15-5   4-907113-15-3
書誌番号 1113284682
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113284682

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 493.8 一般書 利用可 - 2054844444 iLisvirtual