昆虫の性をあやつる微生物の戦略 -- Dojin選書 --
陰山大輔 /著   -- 化学同人 -- 2015.6 -- 19cm -- 206p

資料詳細

タイトル 消えるオス
副書名 昆虫の性をあやつる微生物の戦略
シリーズ名 Dojin選書
著者名等 陰山大輔 /著  
出版 化学同人 2015.6
大きさ等 19cm 206p
分類 486.1
件名 昆虫 , , 細菌
注記 文献あり
著者紹介 1973年兵庫県生まれ。97年東京大学農学部卒。2002年同大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻博士課程修了。現在、農業生物資源研究所昆虫微生物機能研究ユニット主任研究員。専門は応用昆虫学、進化生物学。おもな研究内容は細胞内共生微生物による昆虫宿主の生殖操作。
内容紹介 なぜボルバキアは宿主の性や生殖を操作する必要があるのだろうか。こういった現象を人類のために利用する方法はないだろうか。性と寄生をめぐって近年明らかとなってきた、躍動的な生物の世界を紹介する。
要旨 オスをメスに性転換させる、役に立たないオスを殺してしまう、交尾なしで子どもを産めるようにさせる…。これらはすべて昆虫の細胞に共生している細菌「ボルバキア」が行う宿主操作の例だ。なぜボルバキアは宿主の性や生殖を操作する必要があるのだろうか。宿主はボルバキアにやられっぱなしなのだろうか。こういった現象を人類のために利用する方法はないだろうか。本書では、性と寄生をめぐって近年明らかとなってきた、躍動的な生物の世界を紹介する。
目次 序章 オスがいなくなる!?;第1章 覆される性;第2章 遺伝子の戦い;第3章 宿主の性を操作する微生物ボルバキア;第4章 ボルバキアの勢力拡大;第5章 種の興亡;第6章 暴走するゲノム;第7章 共生微生物と宿主との相利共生関係;第8章 共生微生物を利用して何ができるか?;終章 自然を理解することの意味
ISBN(13)、ISBN 978-4-7598-1666-2   4-7598-1666-6
書誌番号 1113284721
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113284721

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