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【図書】 生を治める術としての近代医療

フーコー『監獄の誕生』を読み直す -- いま読む！名著 --
美馬達哉 ／著   -- 現代書館 -- ２０１５．７ -- ２０ｃｍ -- ２４６ｐ

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タイトル 生を治める術としての近代医療
副書名 フーコー『監獄の誕生』を読み直す
シリーズ名 いま読む！名著
著者名等 美馬達哉 ／著  
出版 現代書館 ２０１５．７
大きさ等 ２０ｃｍ ２４６ｐ
分類 498
件名 監獄の誕生 , 社会医学
個人件名 フーコー，ミシェル
注記 文献あり
著者紹介 １９６６年生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、京都大学医学研究科准教授。専攻領域は、脳科学、医療社会学。おもな著書に『〈病〉のスペクタクル生権力の政治学』『脳のエシックス脳神経倫理学入門』『リスク化される身体現代医学と統治のテクノロジー』など。
内容紹介 ＩＴの普及に伴い急速に変化・発展してきた医療システムにひそむ問題を追究。『監獄の誕生』で言及されていた病院・精神病院・監獄の重なりから、「身体情報」への介入まで、実例・実証データをもとに論じた野心作。
要旨 １９７５年『監獄の誕生』出版。１９８４年フーコー死去。その後の世界を大きく変化させたグローバリゼーションと情報社会の進展はフーコーの「監獄」を思いもかけない形に変容させた。私たちの身体に密かに浸透している「医療という権力」は何を統治しようとしているのか。それに抵抗する術はあるのだろうか。いま！の問題意識で名著を読み直す人気シリーズ。
目次 序章　ミシェル・フーコー紹介：医療社会学の視点から；第１章　切断して支配せよ―権力の痕跡と部分的身体；第２章　言説の外―知ることと治めること；第３章　生を治める―現代社会のバイオポリティクス；第４章　非‐病院のために―臨床の医学・帝国・植民地；第５章　（予）知は力である―身体情報と先制攻撃；終章　抵抗の限界を横断する
ISBN(13)、ISBN 978-4-7684-1005-9　　 4-7684-1005-7
書誌番号 1113290071

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