現代中国の国民統合をめぐるポリティクス --
澤井充生 /編, 奈良雅史 /編   -- 勉誠出版 -- 2015.7 -- 22cm -- 325,6p

資料詳細

タイトル 「周縁」を生きる少数民族
副書名 現代中国の国民統合をめぐるポリティクス
著者名等 澤井充生 /編, 奈良雅史 /編  
出版 勉誠出版 2015.7
大きさ等 22cm 325,6p
分類 316.822
件名 民族問題‐中国 , 少数民族‐中国
注記 索引あり
著者紹介 【澤井】東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。専門分野は社会人類学、中国地域研究、イスラーム地域研究。首都大学東京都市教養学部助教。主著・主論文に「中国のムスリムを知るための60章」「日本の回教工作と清真寺の管理統制-蒙疆政権下の回民社会の事例から」等。
内容 内容: チベット族のナショナリズム・宗教実践・歴史認識 現代チベットにおける民族運動と「不殺生」の位相 / 別所裕介著
内容紹介 急激な変貌を遂げる現代中国。「周縁」にくらす「少数民族」は中国共産党の国民統合に対してどのような眼差しを投げかけているのか。チベット族、回族、ウイグル族などの「少数民族」と中国共産党の関係を読み解く。
要旨 急激な変貌を遂げる現代中国。「周縁」にくらす「少数民族」は中国共産党の国民統合に対してどのような眼差しを投げかけているのか。現在進行形の社会主義建設をどのように受けとめ、共存共栄を図っているのか。あるいは、党の支配を回避する人々は、どのような戦術・戦略を駆使しているのか。チベット族、回族、ウイグル族、モンゴル族などの「少数民族」と中国共産党の関係を読み解く―。
目次 第1部 チベット族のナショナリズム・宗教実践・歴史認識(現代チベットにおける民族運動と「不殺生」の位相―アムド地方におけるラカルの実践の事例から;「周縁」を生き抜く僧侶たち―四川省チベット社会におけるボン教僧院の事例から;チベット「農奴解放言説」の成立―一九五〇年代における解放と改革の語りから);第2部 中国共産党の宗教政策とムスリムの戦術・戦略(遍在する「周縁」を動く回族―雲南省における地域横断的なイスラーム学習活動の事例から;信仰深さによる「抵抗」―イスラーム教育を受けた回族女性;社会主義の国からアッラーの道を求めて―トルコへ移住したウイグル宗教家のライフ・ヒストリー;「右派分子」からシャヒード(殉教者)へ―反右派闘争・文化大革命に翻弄された宗教指導者);第3部 民族区域自治とモンゴル族社会の変容(内モンゴル自治区の誕生;一九五〇年代の社会変革からみる内モンゴルにおける国民統合―土地改革、牧畜業の集団化を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-23035-9   4-585-23035-1
書誌番号 1113290551

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