万博がプロパガンダした消費社会 --
三浦展 /著   -- 勁草書房 -- 2015.8 -- 20cm -- 291,17p

資料詳細

タイトル 郊外・原発・家族
副書名 万博がプロパガンダした消費社会
著者名等 三浦展 /著  
出版 勁草書房 2015.8
大きさ等 20cm 291,17p
分類 606.9
件名 博覧会‐歴史 , 消費 , 郊外
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1958年生まれ。82年一橋大学社会学部卒。現在、(株)カルチャースタディーズ研究所代表。主著「「家族」と「幸福」の戦後史」など。
内容紹介 消費は原子力の平和利用のためにあった。郊外住宅と、それを普及させる博覧会。20世紀が冷戦の中で編み出した戦略とは。博覧会を郊外住宅地と消費社会とに結びつけて論ずる。
要旨 1933年シカゴ万博、1939年ニューヨーク万博、1958年ブリュッセル万博などにおいてプロパガンダされ、女性の解放とも結びつけられた中流向け郊外住宅とキッチン。自動車のように大量生産される住宅を夢見た建築家たち。核戦争を回避するためのアメリカの必死の画策。豊かさを求めたソヴィエトの団地建設ラッシュ。20世紀のドラマを描く。消費は原子力の平和利用のためにあった!郊外住宅と、それを普及させる博覧会。20世紀が冷戦の中で編み出した戦略とは?
目次 第1章 ブリュッセル万博、冷戦、原子力(ナイロン戦争勃発;原子力平和利用とキッチン ほか);第2章 シカゴ万博、郊外、明日の家(近代資本主義都市シカゴ;大火が生んだ摩天楼と最初の田園郊外リバーサイド ほか);第3章 ニューヨーク万博、家族、消費(自動車のような大量生産住宅;アメリカに注目されたコルビュジエ ほか);第4章 アメリカ博、ソヴィエト、キッチン(郊外という新・巨大市場;同質化と「アメリカ人」の形成 ほか);第5章 エコロジー、コミュニティ、脱消費社会(都心再開発と郊外スプロール化への疑問;郊外の諸問題 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-65395-9   4-326-65395-7
書誌番号 1113295937
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113295937

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