「政冷経熱」の千五百年 -- PHP新書 --
岡本隆司 /著   -- PHP研究所 -- 2015.9 -- 18cm -- 259p

資料詳細

タイトル 日中関係史
副書名 「政冷経熱」の千五百年
シリーズ名 PHP新書
著者名等 岡本隆司 /著  
出版 PHP研究所 2015.9
大きさ等 18cm 259p
分類 210.18
件名 日本‐対外関係‐中国‐歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。宮崎大学講師・助教授を経て現在、京都府立大学文学部准教授。専門は近代中国史、東アジア国際関係史。サントリー学芸賞受賞。著書に「近代中国と海関」大平正芳記念賞受賞など。
内容紹介 日中関係は、古来ほぼ疎遠であった。経済的な交流は盛んでも、相互理解は進まなかった。長いタイムスパンで両国のありようをみつめなおす。専門家の真摯な研究に基づく、新たな日中関係史の構築。
要旨 日中関係は、古来ほぼ疎遠であった。経済的な交流は盛んでも、相互理解は進まなかった。遣唐史とは、少なくとも中国の側からすれば「敗戦国」からの朝貢使節に過ぎず、この時代、日本は東アジアから隔絶していた。中国からの影響も、きわめて選択的な受容にとどまっている。元寇以降、中国北方とは政治軍事中心の、南方とは経済・文化中心の関係となった。その後、日本は寺子屋で漢文を庶民に教えるなど「漢語化」するが、中国文化を全面的に信頼することはなく、中国も日本から学んだ時期があったが、その理解は表面的なものだった。気鋭の歴史学者が描く、新たな日中関係史。
目次 1 黎明―「日出づる処」と「日没する処」(隋唐以前;遣唐使の時代―孤立する日本 ほか);2 深化と矛盾―「倭寇」と明朝(「一四世紀の危機」から「朝貢一元体制」へ;東アジア秩序の再編 ほか);3 平和と疎遠―清朝と「鎖国」(日中政権の変容;清朝・朝鮮の関係と日本 ほか);4 世界秩序の転回―一九世紀(近代前夜の風景;「西洋の衝撃」を受けて ほか);5 険しい時代―二〇世紀前半(従属してゆく中国;善隣の時代 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-82652-3   4-569-82652-0
書誌番号 1113297033
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113297033

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港南 公開 Map 210.1 一般書 利用可 - 2055055028 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 210.1 一般書 利用可 - 2068982220 iLisvirtual