幕末日本人は世界をどう見ていたか --
町田明広 /著   -- 草思社 -- 2015.8 -- 19cm -- 350p

資料詳細

タイトル グローバル幕末史
副書名 幕末日本人は世界をどう見ていたか
著者名等 町田明広 /著  
出版 草思社 2015.8
大きさ等 19cm 350p
分類 210.59
件名 日本‐対外関係‐歴史‐幕末期
注記 文献あり
著者紹介 1962年長野県生まれ。上智大学文学部・慶應義塾大学文学部卒、佛教大学文学研究科修士課程・同博士後期課程修了。日本近現代史研究者。明治維新史学会理事。神田外語大学専任講師。千葉商科大学・佛教大学非常勤講師。著書に「攘夷の幕末史」。
内容紹介 ペリー来航後、幕府、薩摩、長州、朝廷それぞれの「世界観」はどう変わったか。薩長による海外留学生政策や欧米列強との武器・軍艦密貿易の実態など、従来の幕末史では顧みられなかった重要な事実を史料から明かす。
要旨 幕末、日本は欧米列強の圧倒的武威に屈し、開国した。国内に攘夷思想が吹き荒れる中、幕府、薩摩、長州は各々どういう攘夷戦略で列強に対峙したか。また、欧米との貿易が始まると、幕府は軍需品の輸入利権を独占し、これに反発する薩摩は直接貿易を求めて英国に接近する。さらに、幕府が海外視察団を派遣すると、薩摩も藩士を欧州に送り込み、幕末抗争はグローバルな展開を見せてゆく。国際的視点から幕末史を捉えなおす意欲作。
目次 第1章 幕末以前の日本人の世界観―小中華帝国「日本」;第2章 幕府、和親条約で開国せず―鎖国死守への執念;第3章 幕府の積極的「開国」戦略―未来攘夷という思想;第4章 長州藩の世界観―過激攘夷の深層;第5章 薩摩藩の世界観―斉彬・久光に見る現実主義;第6章 幕末「武器・軍艦貿易」―輸入利権をめぐる幕薩対立;第7章 日本人、海を渡る―使節団・留学生が見た世界;第8章 幕末「極秘渡航」―長州ファイブと薩摩スチューデント;第9章 ロンドン薩長同盟―幕末史を動かした留学生ネットワーク
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2152-0   4-7942-2152-5
書誌番号 1113298000
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113298000

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