人の行動と心を科学する --
今田寛 /著   -- 有斐閣 -- 2015.8 -- 19cm -- 254p

資料詳細

タイトル ことわざと心理学
副書名 人の行動と心を科学する
著者名等 今田寛 /著  
出版 有斐閣 2015.8
大きさ等 19cm 254p
分類 140
件名 心理学 , ことわざ
注記 並列タイトル:Proverbs and psychology
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1934年西宮市生まれ。57年関西学院大学文学部卒。同大学院修士課程を経て、63年アイオワ大学大学院卒。関西学院大学専任講師、助教授、教授を経て、2003年定年退職。元関西学院大学学長、元広島女学院大学学長。現在、関西学院大学名誉教授。著作に「恐怖と不安」など。
内容紹介 目は本当に口ほどに物を言うのか。笑う門には福来たるのか。親が無くても子は育つか。ことわざに表れた人の心を題材に、心理学ではどういう実証研究がなされてきているのか、そこから何が言えるのかをやさしく解説。
要旨 洋の東西を問わず、ことわざや慣用句、格言、箴言などには人間・人類の叡智が盛り込まれており、「人生を豊かにする」知恵が圧縮されていると言えます。では、本当に「目は口ほどに物を言う」のでしょうか、「親は無くとも子は育つ」のでしょうか、「笑う門には福来る」のでしょうか。それを支える実証データや事実はあるのでしょうか。実験心理学者として「科学的根拠に基づくアプローチ」を心掛けてきた著者が、ことわざに表れた人の行動や心を題材に、心理学者がどのような方法を用いてそうした行動や心の不思議を実証的に解明しようとしているのか、そこから何が言えるのかを、噛みくだいてわかりやすく解説します。ことわざの奥深さとともに、心理学の考え方や物の見方、研究知見に親しむことができると同時に、基礎演習など初年度教育にも恰好の入門書です。
目次 序 心理学の概観;第1講 幽霊の正体見たり枯れ尾花―知覚の歪みはなぜ起きるのか? 感覚・知覚1;第2講 目は口ほどに物を言う―目だけでどれほど意思は伝わるのか 感覚・知覚2;第3講 親は無くとも子は育つ―子の成長にとっての親の意味は? 発達;第4講 急いては事を仕損ずる―目先の誘惑に負けないためには? 動機と行動;第5講 地震雷火事親父―先が読めないことはどれほど不安か? ストレス・健康1;第6講 備え有れば憂い無し―準備はどれほどストレスを和らげるか? ストレス・健康2;第7講 泣く子と地頭には勝てぬ/病は気から―あきらめるとあきらめないでは大違い? ストレス・健康3;第8講 笑う門には福来る―笑いは人を幸せにするのか? ストレス・健康4;第9講 赤信号皆で渡れば怖くない―人は群れると無責任になるのか? 社会1;第10講 知らぬ顔の半兵衛―なぜ周囲に人がいると知らん顔をするのか? 社会2
ISBN(13)、ISBN 978-4-641-17412-2   4-641-17412-1
書誌番号 1113298689
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113298689

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港南 公開 Map 140 一般書 利用可 - 2054932220 iLisvirtual