有名事件13の原因メカニズムに迫る -- B&Tブックス --
樋口晴彦 /著   -- 日刊工業新聞社 -- 2015.8 -- 21cm -- 191p

資料詳細

タイトル なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか
副書名 有名事件13の原因メカニズムに迫る
シリーズ名 B&Tブックス
著者名等 樋口晴彦 /著  
出版 日刊工業新聞社 2015.8
大きさ等 21cm 191p
分類 336
件名 経営管理 , 危機管理
著者紹介 1961年広島県生まれ。東京大学経済学部卒業後、上級職として警察庁に勤務。愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局首席監察官の他、外務省情報調査局、内閣官房内閣安全保障室に出向。現在、警察大学校教授として危機管理・リスク管理分野を担当。危機管理システム研究学会常任理事等。
内容 内容: 生かせなかった教訓 アクリフーズの農薬混入事件
内容紹介 アクリフーズの農薬混入事件、ベネッセの顧客情報漏えい事件、大王製紙会長による特別背任事件など、話題となった企業不祥事13事例を検証。「原因メカニズム」を詳細に分析し、経営実践上の教訓を導く。
要旨 危機管理のスペシャリストが重大事件・事故を分析・検証、不祥事を引き起こした因果関係のメカニズムを解説する。アクリフーズの農薬混入事件、ベネッセの顧客情報漏えい事件、オリンパスの不正会計事件など13件を収録。
目次 第1章 生かせなかった教訓(アクリフーズの農薬混入事件―「日本ならば大丈夫」という希望的観測に陥って問題点を放置;NHK職員によるインサイダー取引事件―過去の不祥事の再発防止にこだわり、別種の不祥事への備えが欠落;東海テレビの「ぴーかんテレビ」放送事故―経費削減のためアウトソーシングを進めたことで現場の負担が拡大;中国電力島根原子力発電所の点検時期超過事件―負担が重くても黙々と努力する「現場解決型の組織文化」が仇に);第2章 従業員が不正を犯すとき(メルシャン水産飼料事業部の循環取引事件―非常に特殊な事業内容であったために不審点の追及がおろそかに;ベネッセの顧客情報漏えい事件―顧客情報を積極活用する経営方針がセキュリティの不備を招く;東海ゴム工業の労働安全衛生法違反事件―顧客への供給責任を果たすために犠牲にされたコンプライアンス);第3章 ガバナンスの機能不全(新銀行東京の巨額損失事件―実現不可能なビジネスモデルに固執して経営方針の転換が遅延;大王製紙会長による特別背任事件―創業家出身の経営者の暴走に対して内部統制や会計監査は沈黙;オリンパスの不正会計事件―「インセンティブのねじれ」にむしばまれて不正を見逃した外部専門家);第4章 重大事故が起きる現場(中日本高速道路の笹子トンネル事故―落下物対策を優先した関係で長期にわたり打音点検を未実施;上尾保育所における児童死亡事故―リーダーシップの不在によりモンスターペアレントが増長;東京ドーム遊戯施設「舞姫」の死亡事故―現場をアルバイトまかせにして、安全確認が変質したことに気付かず)
ISBN(13)、ISBN 978-4-526-07454-7   4-526-07454-3
書誌番号 1113299174

所蔵

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