ハイデガー・世界戦争・レヴィナス --
横地徳広 /著   -- ぷねうま舎 -- 2015.8 -- 22cm -- 345p

資料詳細

タイトル 超越のエチカ
副書名 ハイデガー・世界戦争・レヴィナス
著者名等 横地徳広 /著  
出版 ぷねうま舎 2015.8
大きさ等 22cm 345p
分類 134.9
個人件名 ハイデッガー,マルティン
注記 並列タイトル:Die Ethik der Transzendenz
著者紹介 1972年生まれ。2007年東北大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻、倫理学・現象学。現在、弘前大学人文学部准教授。著作『生きることに責任はあるのか-現象学的倫理学の試み』ほか。
内容 内容: ハイデガーとレヴィナスのあいだで
内容紹介 なぜ人を殺してはならないのか。アウシュヴィッツの後この問いに答えることは可能か。ハイデガーとその子どもたち、アレント、レヴィナスのはざまに立って、この倫理を語る根拠を、存在のエチカを据える台座を探す。
要旨 ナチス的ユートピア、それは「決して起きてはならなかったこと」であった。ハイデガー存在論の最も深い位相をくぐった果てに、世界戦争という今日のアクチュアルな問いを担って、批判的に語り始めようと苦闘した二つの道筋―アレントとレヴィナス。ここにふたたび現代哲学の最前線があらわれる。
目次 1 他者と時間―ハイデガー、レーヴィット、レヴィナス(レヴィナスのフライブルクへ;ハイデガーのマールブルクへ);2 役割としての人間―ハイデガーのカント解釈にそくして(ホモ・ヌーメノンの実存感情;道徳的人格性と物在性の交差);3 第三帝国の存在論―アレントのハイデガー批判(ナチス・ドイツの定言命法?;凡庸な悪とその日常性);4 近世存在論の超越論的構造―人間的構成力の臨界(認識論的転回の地平を求めて;世界の時間と自由);5 超越の倫理とレヴィナス―生き残りの視線(感覚の享受、知識の倫理;身体とその過去;差異の時間と身体;顔の無限性と場所の倫理;世界への驚き、たまさかの生存)
ISBN(13)、ISBN 978-4-906791-48-4   4-906791-48-4
書誌番号 1113300274

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