蜷川順子 /編   -- 中央公論美術出版 -- 2015.9 -- 22cm -- 330p 図版16枚

資料詳細

タイトル 油彩への衝動
著者名等 蜷川順子 /編  
出版 中央公論美術出版 2015.9
大きさ等 22cm 330p 図版16枚
分類 723
件名 絵画‐歴史 , 油絵
注記 索引あり
著者紹介 京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。オランダ政府給費留学生としてフロニンゲン大学に留学。近畿大学助教授などをへて、2001年より関西大学勤務。現在文学部教授。翻訳書に「アーウィン・パノフスキー「初期ネーデルラント絵画-その起源と性格」」など。
内容 内容: 油彩の登場と展開 ヤン・ファン・エイクと油彩の「発明」 / マクシミリアーン・P.J.マルテンス著 ; 蜷川順子訳・訳註
内容紹介 その「発明」以来、古今東西の画家たちを衝き動かしてきた油彩画はいかに発展し、今後どのような道を辿るのか。油彩画の技法のみならず、あらゆる領域を横断する、第一線で活躍する研究者らによる美術史試論の集積。
要旨 油絵はもう、終わっているのだろうか?古今東西の画家を衝き動かす「油彩画」の発明、現在、そしてこれから。国内外の第一線で活躍する総勢15名の美術史家たちによる、「油彩」研究の最前線。
目次 第1章 油彩の登場と展開(ヤン・ファン・エイクと油彩の「発明」;ウルビーノ宮廷の芸術活動とフランドル絵画の関係―ラファエロ作“聖ゲオルギウスの竜退治”におけるメムリンクの影響;レンブラントの後期版画作品);第2章 油彩の新地平(一九世紀フランスにおける戸外制作の油彩画技法;ミュシャの油彩画制作過渡期における連続性について);第3章 アジアでの展開(フィリピンにおけるコロニアル絵画の変遷;朝鮮における「西洋画」の受容―「冊架画」にみる彩色法);第4章 日本での展開(油彩画の魅惑―日本美術はいかに油彩画と向き合ったのか;油彩に「日本」を加える―藤田嗣治の「乳白色の下地」;せめぎ合うエロティシズム―三岸好太郎“海と射光”の裸婦について);第5章 油彩からの撤退/忌避(油彩からの撤退―浅井忠の場合;行為としての油絵―白髪一雄の“泥にいどむ”;コラム 油彩研究の現代的意義)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8055-0746-9   4-8055-0746-2
書誌番号 1113304662
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113304662

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