資料詳細

【図書】 埴谷雄高－夢みるカント

講談社学術文庫 --
熊野純彦／〔著〕 -- 講談社 -- ２０１５．１０ -- １５ｃｍ -- ３３７ｐ

タイトル	埴谷雄高－夢みるカント
シリーズ名	講談社学術文庫
著者名等	熊野純彦／〔著〕
出版	講談社２０１５．１０
大きさ等	１５ｃｍ３３７ｐ
分類	910.268
個人件名	埴谷　雄高
注記	２０１０年刊の再刊
注記	文献あり　年譜あり　索引あり
内容紹介	『死霊』とはどのような小説なのか。埴谷雄高の生涯にわたる思索に寄りそいながら、独自の哲学の内実を明らかにする決定的埴谷論！
要旨	存在はなぜざわめくのか。存在のざわめきのなかでなぜ、「破れた音が一つだけ聞えてくる」のか。この問いに応えることが、ある意味で、埴谷雄高の唯一の長編小説『死霊』が設定した課題のすべてである。（本書第二章より）―『死霊』の思考とカントの思考のかかわりを意識しつつ、この国の近代が生んだ枢要な哲学の問題として読み解いた珠玉の一冊！
目次	序章　存在の不快―“霧”（途絶；情死；泣き声）；第１章　宇宙的気配―“夜”（原型；感覚；背景；虚体（一））；第２章　叛逆と逸脱―“闇”（経験；一人狼；叛逆型；逸脱；臨死）；第３章　存在と倫理―“夢”（死者；存在；根源悪；深淵；希望；虚体（二））
ISBN(13)、ISBN	978-4-06-292312-5　　 4-06-292312-2
書誌番号	1113313233

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