中東とヨーロッパを中心に --
山中由里子 /編   -- 名古屋大学出版会 -- 2015.11 -- 22cm -- 462,45p

資料詳細

タイトル 〈驚異〉の文化史
副書名 中東とヨーロッパを中心に
著者名等 山中由里子 /編  
出版 名古屋大学出版会 2015.11
大きさ等 22cm 462,45p
分類 227
件名 イスラム圏‐歴史‐中世 , 西洋史‐中世
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1966年神奈川県生まれ。93年東京大学大学院総合文化研究科博士課程中途退学。東京大学東洋文化研究所助手などを経て、現在、国立民族学博物館准教授。著書「アレクサンドロス変相-古代から中世イスラームへ」他。
内容 内容: 驚異考 / 山中由里子著
内容紹介 たえず人々の心を魅了してきた「驚異」。旅行記や博物誌が語り、絵画や装飾品に表れるその姿は、人間の飽くなき好奇心について何を教えてくれるのか。中世以来の精神史を細やかかつ大胆に描き出す。
要旨 驚異の比較研究に挑戦。アレクサンドロスも遭遇したという怪物から、謎の古代遺跡や女だけの島まで、たえず人々の心を魅了してきた“驚異”。旅行記や博物誌が語り、絵画や装飾品に表れるその姿は、人間の飽くなき好奇心について何を教えてくれるのか。“驚異”の「黄金時代」であった中世以来の精神史を細やかかつ大胆に描き出す。
目次 驚異考;第1部 驚異とは何か(ヨーロッパ中世における驚異;イスラームにおける奇跡の理論);第2部 驚異の編纂と視覚化(中世イスラーム世界の旅行記と驚異譚―驚異を目にした人々;天上・地上の驚異を編纂する―ペルシア語百科全書成立の一二世紀;ヨーロッパ中世の東方旅行記と驚異;ヨーロッパ中世の奇譚集;コプト聖人伝に見られる驚異な奇跡譚;中東イスラーム世界の写本絵画と驚異;イスラーム美術に表された驚異の動物;ヨーロッパ中世写本の挿絵に見る驚異;ロマネスク床モザイクに見る驚異―オトラント大部分の分類不能な怪物たち);第3部 驚異のトポス(ヨーロッパ中世の驚異譚における空間と時間;東方の驚異―ヨーロッパにおける巨大蟻の記述の変遷;ペルセポリスとイスラーム世界の「七不思議」;ストーン・ヘンジと驚異の国土;月から見える万里の長城);第4部 驚異の転生(ヨーロッパ近世の驚異―怪物と魔女;驚異の部屋「ヴンダーカンマー」の時代)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0817-4   4-8158-0817-1
書誌番号 1113318113
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113318113

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