ジャック・ラカン /〔著〕, ジャック=アラン・ミレール /編, 小出浩之 /訳, 鈴木國文 /訳, 菅原誠一 /訳   -- 岩波書店 -- 2015.10 -- 22cm -- 300p

資料詳細

タイトル 転移 上
著者名等 ジャック・ラカン /〔著〕, ジャック=アラン・ミレール /編, 小出浩之 /訳, 鈴木國文 /訳, 菅原誠一 /訳  
出版 岩波書店 2015.10
大きさ等 22cm 300p
分類 146.1
件名 精神分析
注記 Le transfert.の翻訳
著者紹介 【ラカン】1901~81年。パリ生まれ。パリ大学で精神医学を修め、主にパラノイアを研究。フランスの精神分析家。64年にはパリ・フロイト派を創設し、その後のフランス精神分析の隆盛に決定的な役割を果たす。主著に「エクリ」。
内容紹介 ラカンのセミネール第8巻。精神分析の最重要概念「転移」の再解釈を通じて、愛と欲望の根底に迫る。本巻では、古典作品の斬新な解釈を通じて、愛する者と愛される者の関係を欲望の乱反射として描き出す。
要旨 一九六〇年に始まったこのセミネールでラカンは、精神分析の根幹現象である「転移」に本格的に足を踏み入れる。分析者と被分析者の二項関係に基づく「転移」理解を乗り越えんとするラカンの眼前に浮かび上がったのは、プラトン『饗宴』で描かれる「愛」であった。上巻では、古典作品の斬新な解釈を通じて、愛する者と愛される者の関係を欲望の乱反射として描き出す。ソクラテスは愛の何を知っていたのか?欲望と「知」をめぐるスリルに満ちたセミネール第八巻。
目次 導入(始めに愛ありき);愛の源―プラトンの『饗宴』の注釈(舞台装置と登場人物たち;愛の隠喩―ファイドロス;富者の心理学―パウサニアス;医学的調和―エリュキシマコス;球体の嘲弄―アリストファネス;エロスの場違いさ―アガトン;「エピステーメー」から「ミュトス」へ;超世界の出口;「アガルマ」;ソクラテスとアルキビアデスの間);欲望の対象、そして去勢の弁証法(現在への転移;逆転移の批判)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024051-2   4-00-024051-X
書誌番号 1113318774

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