コヒーレント・ポテンシャル近似とその周辺 --
米沢富美子 /著   -- 岩波書店 -- 2015.10 -- 22cm -- 256p

資料詳細

タイトル 不規則系の物理
副書名 コヒーレント・ポテンシャル近似とその周辺
著者名等 米沢富美子 /著  
出版 岩波書店 2015.10
大きさ等 22cm 256p
分類 428
件名 物性論 , 秩序・無秩序(物理学)
注記 並列タイトル:Physics of Disordered Systems
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1938年大阪府生まれ。66年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学基礎物理学研究所助手、助教授、慶應義塾大学教授を経て、現在、慶應義塾大学名誉教授。著書として「ブラウン運動」「金属-非金属転移の物理」など。
内容紹介 周期性欠如の故に困難とされた、不規則系の理論構築。その困難を乗り越えて提案されたコヒーレント・ポテンシャル近似=CPAは、不規則系研究の金字塔とされる。本書では、そのCPAを徹底解説する。
要旨 結晶のような周期性をもたない凝縮系を、不規則系とよぶ。周期性欠如の故に困難とされた不規則系の理論構築。その困難を乗り越えて提案されたコヒーレント・ポテンシャル近似(CPA)は、無比の完成度の高さと普遍性の広がりで、不規則系研究の金字塔とされる。さまざまなアプローチから到達したCPAは「発見され、再発見され、再々発見され続けた理論」だ。そのCPAの徹底解説が本書の目的である。
目次 第1章 不規則系―事始め;第2章 結晶に関する議論―まず規則系を復習しておこう;第3章 不規則系の一般論―不規則であるにもかかわらず出現する性質;第4章 簡単な近似からでも見えてくるもの―置き換え型不規則系の真骨頂;第5章 摂動項をダイアグラムで表示する―直観的な把握;第6章 自己完結的な無限和がCPAを与える―近似の数学的な素性と完成度の高さ;第7章 コヒーレント・ポテンシャル近似の普遍性―再発見され続けて…;第8章 アンダーソン局在―不規則であるからこそ出現する性質;第9章 位置の不規則性をもつ系―コヒーレント・ポテンシャル近似はここでも有効;付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-005969-5   4-00-005969-6
書誌番号 1113319304
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113319304

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