1950年代サークル運動と若者たちの自己形成 --
辻智子 /著   -- 北海道大学出版会 -- 2015.11 -- 22cm -- 431,62p

資料詳細

タイトル 繊維女性労働者の生活記録運動
副書名 1950年代サークル運動と若者たちの自己形成
著者名等 辻智子 /著  
出版 北海道大学出版会 2015.11
大きさ等 22cm 431,62p
分類 586.0921
件名 繊維工業‐日本‐歴史 , 女性労働‐日本‐歴史‐昭和時代(1945年以後) , 生活記録
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1971年神奈川県生まれ。95年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。2000年同大学院博士課程人間文化研究科単位取得満期退学。11年東海大学課程資格教育センター特任講師。13年北海道大学教育学研究院准教授。
内容紹介 紡績工場の労働組合文化活動から生まれたサークル「生活を記録する会」に残された文集や通信から、その軌跡を詳細に記述。書くこと・語り合うことで問題に向き合い、理解と納得を導いてきた女子工員たちの実践の記録。
目次 第1章 生活綴方の始まり―一九五二年頃まで(一九五〇(昭和二五)年前後の労働組合;労組文化サークルから生活綴方へ;メンバーたち;生活綴方を書き始める);第2章 生活綴方の広がり―一九五二~五三年頃(現実の問題解決と生活綴方;工場の外とのつながり;労働組合と生活綴方;母についての生活綴方―女性をめぐる問題関心);第3章 生活綴方の困難―一九五〇年代半ば(生活綴方批判;批判への抵抗;生活綴方を書くということ;サークルの中の恋愛をめぐって);第4章 女性労働者の葛藤と模索―一九五〇年代後半~一九六〇年代初頭(「なかまのなかの結婚式」;女性にとっての結婚―「適齢期」をめぐって;「近代的女子労働者」像の問い直し―“百姓娘”をめぐって;操業短縮と解雇・帰休;サークルの転機;一九五〇年代の繊維女性労働者とその意識);第5章 一九六〇年代以降のサークルと仲間たち(「五年目ごとのつどい」と仲間の歩み;女性たちの結婚とその後;なぜ書くのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8329-6815-8   4-8329-6815-7
書誌番号 1113324675

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 586.0 一般書 利用可 - 2055599435 iLisvirtual