ソマリアにみる新たな国家像の誕生 --
遠藤貢 /著   -- 有斐閣 -- 2015.11 -- 22cm -- 283p

資料詳細

タイトル 崩壊国家と国際安全保障
副書名 ソマリアにみる新たな国家像の誕生
著者名等 遠藤貢 /著  
出版 有斐閣 2015.11
大きさ等 22cm 283p
分類 312.453
件名 ソマリア‐政治・行政 , 安全保障
注記 並列タイトル:Collapsed States and International Security
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1962年秋田県生まれ。87年東京大学教養学部卒。93年英ヨーク大学大学院南部アフリカ研究センター博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科助手、同助教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門、アフリカ現代政治。主な著作「地域から見た国際政治」など。
内容 内容: 問題の所在と視座
内容紹介 「崩壊国家」と呼ばれながらも、国内外の様々な作用によって機能しているソマリア。その実態を歴史的背景、国内の論理、国際社会の関与といった多様な視点から明らかにするとともに、今後の国家のあり方を再考する。
要旨 国家とは何か。氏族、軍閥、海賊、ビジネスマンなど、さまざまな主体が割拠するソマリア。中央政府が存在しない状況下で、どのように秩序が保たれているのか。国内と国外の両面から、崩壊国家ソマリアを総合的に分析する。
目次 問題の所在と視座―「下からの視座」からみた国家;第1部 主権国家概念の再考(「崩壊国家」概念をめぐって);第2部 崩壊国家ソマリアの誕生と展開(崩壊国家への軌跡―シアド・バーレ政権期のソマリアを中心として;崩壊国家ソマリアにおける「紛争」の展開―シアド・バーレ体制崩壊後の混迷;機能する崩壊国家ソマリアの課題―政府なきガバナンスの実態);第3部 崩壊国家ソマリアの諸相(国家なき政府―ソマリランドの形成;「境界領域」をめぐる政治―プントランドの形成;イスラーム主義勢力の興隆―中・南部ソマリアを中心に);第4部 崩壊国家ソマリアと国際社会(「海賊」問題の展開―国際的なネットワークの形成;崩壊国家とディアスポラ―国家形成への外部関与の一類型);新たな国家像―ソマリアの事例からみえてくるもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-641-14913-7   4-641-14913-5
書誌番号 1113325873

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