ドッケビの視覚表象 --
朴美〔ギョン〕 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2015.11 -- 22cm -- 276p

資料詳細

タイトル 韓国の「鬼」
副書名 ドッケビの視覚表象
著者名等 朴美〔ギョン〕 /著  
出版 京都大学学術出版会 2015.11
大きさ等 22cm 276p
分類 388.21
件名 妖怪 ,
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1976年韓国生まれ。2015年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学文学部非常勤講師。主な研究分野は日韓の怪談や妖怪の視覚イメージの比較研究。
内容紹介 それは目に見えないドッケビが、植民地支配下で日本的な鬼のイメージを獲得したことから始まった…。韓国の妖怪ドッケビが国を代表するキャラクターになるまでの、韓国人自らのドッケビ探しの旅を描く。
要旨 韓国でこよなく愛されてきた妖怪ドッケビのイメージが韓国社会を映し出す。それは目に見えないドッケビが、植民地支配下で日本的な鬼のイメージを獲得したことから始まった。国を代表するキャラクターになるまでの韓国人自らのドッケビ探しの旅を描く。
目次 第1章 ドッケビとは何か―前近代、描かれる以前のドッケビ(朝鮮社会とドッケビ;説話のなかのドッケビ;祭られるドッケビ);第2章 ドッケビ表象の出現―植民地時代、描かれ始めるトッケビ(国定教科書『朝鮮語読本』の「瘤取」説話;『朝鮮童話集』と「瘤取」;「瘤取」の起源;戦時中のオニ表象の伝播);第3章 文化鎖国と停滞する視覚文化―解放後~1980年代、オニのキャラクターの定着(反共とドッケビ;国家の対日二重文化政策と裏のドッケビ;抵抗する民衆としてのドッケビ);第4章 悪の象徴から民族の象徴に―1990年代、ドッケビの視覚イメージ論争(日本文化開放と大衆文化;ドッケビ論争;文化原型としてのドッケビ);第5章 大衆文化と文化政策―2000年以降、多様化するドッケビ(商品化される民俗;パフォーマンスのなかのドッケビ;プルグン・アンマを巡る議論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-946-1   4-87698-946-X
書誌番号 1113330852
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113330852

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