戦時治安法制のつくり方 --
内田博文 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2015.12 -- 20cm -- 439p

資料詳細

タイトル 刑法と戦争
副書名 戦時治安法制のつくり方
著者名等 内田博文 /〔著〕  
出版 みすず書房 2015.12
大きさ等 20cm 439p
分類 326
件名 刑法‐日本 , 治安‐法令
著者紹介 1946年大阪府生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、九州大学名誉教授、神戸学院大学法学部教授。専門は刑事法学、近代刑法史研究。福岡市精神医療審査会会長、ハンセン病市民学会共同代表。ハンセン病問題に関する検証会議副座長を務めた。
内容紹介 満州事変の3年前、治安維持法が改正された昭和3年と現在が似ている。「普通の人々」の「普段の生活」を変質させる「準戦時体制」が近づいている。刑法学者が法と歴史から平成版戦時体制の論理と仕組みをとく。
要旨 「普通の人々」の「普段の生活」を変質させる“準戦時体制”が近づいている。刑法学者が治安法の歴史と方法を解読。「人権の保障された社会が戦争を防ぐ」法理論を求めて。
目次 第1部 戦時体制下の国民と法―過去と未来(違憲立法審査権の重要性―「悪法」の制定と法の改悪を阻むために;個人から国家へ―法益侵害の変質;新しい「市民」概念の創出―市民と二級市民;「非国民」とは誰か―ハンセン病隔離政策の教訓;平成時代の「転向」政策;準戦時下の家族);第2部 治安法制の論理(裁判所の役割―拡大解釈、限定解釈論;重罰化―死刑大国・ジャパン;思想犯の厳罰化―治安維持法と民主主義・自由主義・反戦主義;「秘密」をめぐる罪―特定秘密保護法の未来;儀式化する刑事裁判;裁判(官)統制―上訴の制限と三審制の解体;司法改革という名の換骨奪胎)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07957-6   4-622-07957-7
書誌番号 1113331281
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113331281

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