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【図書】 日本の無思想

増補改訂 -- 平凡社ライブラリー --
加藤典洋 ／著   -- 平凡社 -- ２０１５．１２ -- １６ｃｍ -- ３２７ｐ

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タイトル 日本の無思想
版情報 増補改訂
シリーズ名 平凡社ライブラリー
著者名等 加藤典洋 ／著  
出版 平凡社 ２０１５．１２
大きさ等 １６ｃｍ ３２７ｐ
分類 104
件名 哲学
注記 文献あり
著者紹介 １９４８年山形県生まれ。東京大学文学部卒。国立国会図書館勤務を経て、明治学院大学、早稲田大学で教えた。批評家、評論家。早稲田大学名誉教授。主な著書に「アメリカの影」などがある。
内容紹介 繰り返される政治家の失言と前言撤回問題から、日本人独自のものとされてきた「タテマエとホンネ」思考の起源と嘘を明らかにし、戦後の欺瞞を問う日本人論のベストセラー。付論「１６年目の「一歩」」を増補。
要旨 「タテマエ」と「ホンネ」という対語が戦後の発明品であることを明らかにするところから、この対の抱え込むニヒリズムの背景を、戦後が私たちから「信念」を切断してきた契機へと、さらに近代日本が負った内・外の分断の経験へと、そして西洋近代の公的なものと私的なものの構造転換へと深く掘り進め、問題を重層化していく。そのとき、この国で思想が可能になるために、一つの文化的な記憶が呼び出される―絶品の思考曲線！
目次 第１部　戦後の嘘―タテマエとホンネとは何か（失言と戦後；タテマエとホンネの考え方；タテマエとホンネと戦後日本；ホンネの底にあるもの；全面屈服の隠蔽）；第２部　近代日本の嘘―内と外の分断（大日本帝国憲法と信教の自由；「内と外の分断」；思想をとりだす視線；外から内への貫入；「内と外」から「公と私」へ）；第３部　近代の嘘―公的世界と私的なもの（ヨーロッパにおける公と私；日本における公と私；公共性と私的なもの）；第４部　日本の嘘―「日本の思想」のために（全面屈服者たち；べしみから思想へ）
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-76835-0　　 4-582-76835-0
書誌番号 1113331292

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