「より速く」を追い求めた半世紀のあゆみ -- 交通新聞社新書 --
望月旭 /著   -- 交通新聞社 -- 2015.12 -- 18cm -- 247p

資料詳細

タイトル 新幹線電車の技術の真髄
副書名 「より速く」を追い求めた半世紀のあゆみ
シリーズ名 交通新聞社新書
著者名等 望月旭 /著  
出版 交通新聞社 2015.12
大きさ等 18cm 247p
分類 546.5
件名 新幹線
注記 文献あり
著者紹介 1936年横浜生まれ。60年慶應義塾大学電気工学科卒、同年国鉄入社。車両保守で大井工場等に勤務し、その間に車両設計で電車・電気機関車に約8年間携わる等。90年退職。その後2006年まで東芝の鉄道部門に勤務。01~13年日本鉄道車両機械技術協会の技術顧問。
内容紹介 新幹線電車を知り尽くした著者が、その技術の真髄を克明に解き明かす。日本全土に膨大な輸送力と安全かつ安定輸送を実現し、社会的環境にも配慮した高速鉄道を実現した技術者たちの努力がわかる、新幹線進化論。
要旨 昭和39年10月に開業した東海道新幹線は、それまでせいぜい時速100キロだった日本の鉄道を、一気に2倍以上の高速運転にするものだった。それから半世紀の歳月を経て、「踏切のない標準軌の線路を走る交流電化による電車列車」という基本こそ変わらないものの、ついに最高時速300キロを超える高速運転が実現した。それは単に従来からの新幹線の延長線上にあるものではなく、諸問題を克服するために開発された新技術を導入し続けたことで、初期の量産車である0系からは大きな変貌を遂げた新車両が次々と生まれたからだった。新幹線電車を知り尽くした著者が、その技術の真髄を克明に解き明かす。
目次 走行抵抗の減少―速度が向上しても走行抵抗が減少する不思議;車体の軽量化と気密―軽くて丈夫な新型材と溶接法;空調と換気―分散から集中へ、屋上から床下へ;高速集電システム―高速で走行しながら電力を得る新幹線ならではの悩み;主電動機の変遷―小型軽量化と高効率を究めた心臓部;電力変換装置と回生ブレーキ―時速300キロ実現の立役者;蛇行動防止性能―時速300キロと曲線通過性能の両立;粘着性能とブレーキ距離―速度が向上してもブレーキ距離が延びない不思議;輪軸セットの安全性―「折れない」車軸のための技術の進化;ばね下質量の削減―革新的な車両の軽量化で誕生した300系;窓ガラス―風雪に耐えて実現した“決して割れない窓”とは?;普通車の3人掛腰掛―二階建車両で可能になった回転式腰掛;雪中走行―車両と軌道のタッグで世界に誇るノウハウを確立;環境保全―予期してなかった問題の中で最大の課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-330-62715-1   4-330-62715-9
書誌番号 1113331967
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113331967

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 546.5 一般書 利用可 - 2055455654 iLisvirtual
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金沢 公開 Map 546 一般書 利用可 - 2055340245 iLisvirtual
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