吉川永青 /著   -- KADOKAWA -- 2015.12 -- 20cm -- 373p

資料詳細

タイトル 悪名残すとも
著者名等 吉川永青 /著  
出版 KADOKAWA 2015.12
大きさ等 20cm 373p
分類 913.6
個人件名 陶 晴賢 小説
注記 文献あり
著者紹介 1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。15年「誉れの赤」で第36回吉川英治文学新人賞候補となる。ほかの著作に「戯史三國志我が土は何を育む」など。
内容紹介 西国一の侍大将と讃えられた男は、なぜ下克上の代名詞となったのか。厳島の戦いで、毛利元就と西国の雄を争い、散っていった武将・陶隆房の鮮烈な半生。魂を揺さぶる傑作歴史小説。
要旨 天文九年(一五四〇年)の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(すえたかふさ)。毛利氏を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の戦友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。翌年、出雲に侵攻した隆房の軍は、内部の統制も取れずに敗走を余儀なくされる。大内氏内部での文治派の台頭、主君・義隆の戦離れにより、武断派の隆房は追い詰められることに。さらに義隆の文化への傾倒と浪費は、天役(臨時徴税)を連発することになり、領民を苦しめていくのだった。迫り来る隣国の侵攻、疲弊する大内氏を立て直すため、隆房はついに決断を下す。
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-103471-2   4-04-103471-X
書誌番号 1113335506
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113335506

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