身体と医学の朝鮮史 --
申東源 /著, 任正〔ヒョク〕 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2015.12 -- 22cm -- 432,10p

資料詳細

タイトル コレラ、朝鮮を襲う
副書名 身体と医学の朝鮮史
著者名等 申東源 /著, 任正〔ヒョク〕 /訳  
出版 法政大学出版局 2015.12
大きさ等 22cm 432,10p
分類 490.221
件名 医学‐朝鮮‐歴史
注記 索引あり
著者紹介 【申】1960年生まれ。ソウル大学校農学大学卒、同大科学史・科学哲学博士課程修了。ケンブリッジ大学ニーダム東アジア科学史研究所客員研究員、韓国科学技術院准教授を経て、現在、韓国科学文明学研究所長、全北大学校科学学科教授。2015年から韓国科学史学会会長。
内容 内容: 苦痛を強いられる身体の歴史 コレラ、朝鮮を襲う
内容紹介 コレラ克服への道程はすなわち朝鮮近代化の歴史であり、同時に政治的受難の歴史でもあった。朝鮮医学の変遷を様々なエピソードとともに辿り、医学と権力、近代主義の不可分な関係を考察する。
要旨 ただ疫病のみが人びとに苦痛をもたらしたのではない。医療をめぐる封建的因習が、そして植民地権力が朝鮮半島の人びとを苦しめてきたのだ。中世から近代へ、漢医学から西洋医学へ、運命論から科学主義へ、朝鮮医学史を多数の貴重な図版とともに俯瞰する。
目次 1 苦痛を強いられる身体の歴史(コレラ、朝鮮を襲う;なぜ、あれほど疫病が流行したのか―朝鮮時代の疫病と防疫;朝鮮人、細菌を眼で見る―細菌説と植民地近代性;断髪とサントォの戦争、衛生の名で;男子を産むための長い欲望の歴史―転女為男法の考古学;『卞カンセィ歌』に見る性・病・躯文化の謎;沈清伝に見る盲人と障害の社会史);2 歴史の中の医療生活(内医院・典医監・恵民署はどのような所だったのか;医女のはなし;救急名薬・牛黄清心丸;駭怪であり、罔測である―朝鮮末期病院の姿;韓国のヒポクラテス宣誓);3 朝鮮医学か、西洋医学か(朝鮮医学は中国医学の亜流なのか―朝鮮医学の歴史的正体性;朝鮮後期の身体・臓腑に関する談論の性格;朝鮮後期の西洋医学、漢医学に挑戦す;牛痘法は未明の暗さを照らす灯火なのか―牛痘法の政治学;一九三〇年代の朝鮮医学、西洋医学と一戦交える―漢医学の近代性・科学性論争;医療がどのように民衆に近づいたのか―朝鮮医療史から見た民衆医療)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-37124-0   4-588-37124-X
書誌番号 1113336138
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113336138

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