2012-2015 --
酒井啓子 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2016.1 -- 20cm -- 281p

資料詳細

タイトル 移ろう中東、変わる日本
副書名 2012-2015
著者名等 酒井啓子 /〔著〕  
出版 みすず書房 2016.1
大きさ等 20cm 281p
分類 302.27
件名 中近東
著者紹介 1959年生まれ。東京大学教養学部卒。英ダーラム大学修士。アジア経済研究所、東京外国語大学を経て、現在、千葉大学法政経学部教授。専門はイラク政治史、現代中東政治。著書に「イラクとアメリカ」など。
内容紹介 アラブの春からパリ同時多発テロ事件まで、中東研究の第一人者が東日本大震災の1年後につづり始めた時評集。中東にとっても日本にとっても、ひとつの転機だったかもしれないこの4年間を問い直す。
要旨 アラブの春から「イスラーム国」へ。アラブ社会と中東の人々が転落していくさまを、著者は見つづけてきた。そして内に目を向ければ、排外主義のはびこる日本がある。情勢はどこへ向かうのか。第一線の研究者が、世界の動揺と矛盾を鋭くえぐった時評。
目次 「アラブの春」と「ウォール街」と「3・11」をつなぐもの―東日本大震災から一年(2012.3);「私の名前を憶えてほしい」―イラク戦争開戦九周年(2012.5);ヨーロッパという呪縛―ギリシャ財政破綻とEU(2012.7);「宗派は放っておけ」と元大臣は言った―地域研究ができること(2012.9);土地を守ること、人を守ること―領域国家を相対化する(2012.11);マリ‐リビア‐アルジェリア‐アフガニスタン―終わらない「対テロ戦争」(2013.3);十年ののち―アルジェリア人質事件(2013.5);砂漠で待つバラと、片思いの行方―日本の対中東外交の変遷(2013.7);アラブ知識人の自負と闇―エジプト、ムルスィー政権転覆(2013.9);「逃げろ、でなければ声をあげろ」―国境の理不尽を越える試み(2013.11);「内なる敵」を炙りだす―宗派対立と中東化する日本(2014.3);アメリカ、この厄介な同盟相手―反米と対米依存と民族の尊厳(2014.7);人々の度し難い怒りと、理想の国を作るということ―「イスラーム国」の登場(2014.9);私の「正義」とあなたの「正義」を入れ替える―プロパガンダの死角(2014.12);政府は「ベタおり」し続けなければならない―仏シャルリー・エブド襲撃事件(2015.3);悲しいことたち―人質殺害事件に見る日本の病理(2015.4);若者は「砂漠」を目指す―中東に惹かれる西洋(2015.7);ポスト・スクリプト―パリ同時多発テロ事件
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07958-3   4-622-07958-5
書誌番号 1113338527

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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港南 公開 Map 302.2 一般書 利用可 - 2055477178 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 302.2 一般書 利用可 - 2055526926 iLisvirtual
金沢 公開 302.2 一般書 貸出中 - 2055480845 iLisvirtual