近現代イタリアの少国民形成 -- Minerva歴史・文化ライブラリー --
藤澤房俊 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2016.1 -- 20cm -- 318,9p

資料詳細

タイトル ムッソリーニの子どもたち
副書名 近現代イタリアの少国民形成
シリーズ名 Minerva歴史・文化ライブラリー
著者名等 藤澤房俊 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2016.1
大きさ等 20cm 318,9p
分類 372.37
件名 イタリア‐教育‐歴史 , ファシズム‐イタリア
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1943年東京生まれ。76年早稲田大学大学院博士課程修了。現在、東京経済大学名誉教授。主著「赤シャツの英雄ガリバルディ-伝説から神話への変容」など。
内容紹介 ムッソリーニのファシズム体制下のイタリアにおいて、子どもたちが使用した書き込み・落書きのある教科書を通じて国家が軍国・愛国少年少女を創り出すプロセスを分析。イタリアでも未開拓の少国民形成の実態に迫る。
要旨 ムッソリーニのファシズム体制下にできた「バリッラ」と呼ばれる少国民の養成組織、また小学校の国定教科書は、小さなファシストを創り出す「武器」として利用されるようになった。本書は、当時のイタリアにおいて少国民がいかに形成されたかを解き明かす。イタリアの子どもたちが使用した書き込み・落書きのある教科書を通じて国家が軍国・愛国少年少女を創り出すプロセスを分析したものである。
目次 序章 近現代イタリアの国民形成;第1章 「イタリア」誕生と初等教育;第2章 本格化する少国民形成;第3章 帝国主義時代の少国民形成;第4章 ジョリッティ時代の教育改革;第5章 教科書に見る第一次世界大戦;第6章 ムッソリーニが「最もファシスト的」と称賛した教育改革;第7章 「バリッラ」による少国民形成;第8章 少国民を創る国定教科書;第9章 ファシズム思想が充満した国定教科書;第10章 「バリッラ」員だったお爺さんと、それを拒否したお婆さんの話
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07519-5   4-623-07519-2
書誌番号 1113338530

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